政治の動きと分析

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世界のリベラル政党の政策(4)オーストラリア労働党

だいぶあいだが空いてしまいましたが、「世界のリベラル政党の政策」シリーズの第4弾で最終回はオーストラリア労働党です。もう十年以上も前ですが、オーストラリア労働党の党本部に行ったことがあります。 オーストラリア議会事務局の日本・オース...
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世界のリベラル政党の政策(3)イギリス労働党

世界のリベラル政党・社会民主主義政党の総本山といえば、イギリス労働党と言ってもよいでしょう(?)。アメリカの民主党は、近代政党としては特殊なので、あまり参考になりません。最近のアメリカ政治は、反面教師にはなっても、お手本にすべき点は...
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「くじ引き民主主義」と「多数派診断法」

いまの選挙制度と民主主義はどこか機能不全を起こしているように思います。自分が選挙に落選したから負け惜しみで言っていると思われる恐れもありますが、同じ思いの方も多いでしょう。 最近の地方選挙でも、地域のために一生懸命働き地道に議会報告...
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世界のリベラル政党の政策(2)ニュージーランド労働党

ニュージーランド労働党(New Zealand Labour Party)は与党であり、アーダーン首相が党首です。2017年に就任したアーダーン首相は、首相在任中に女児を出産して話題になり、コロナ対応でも評判がよく、正々堂々とニュー...
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世界のリベラル政党の政策(1)カナダ自由党

立憲民主党が政権をめざす上で、世界のリベラル・社会民主主義の政党がどういう政策や方針をとっているのかを知るのは有益だと思います。これからシリーズで「世界のリベラル政党の政策」を書いてみたいと思います。 第1回はカナダの自由党(Lib...
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サンデー毎日「埋没『立憲』の処方箋」コメント

本日(2月1日)発売の「サンデー毎日」の倉重篤郎元毎日新聞論説委員長の「埋没『立憲』の処方箋」という対談記事で私のコメントが引用されました。 紹介の仕方が「落選者 山内康一」とあり、ちょっと感じ悪いです。「落選者」という肩書はどうか...
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立憲民主党「持続可能な社会ビジョン創造委員会」

毎日新聞1月26日配信の「立憲民主、参院選公約の土台作り開始『新しい資本主義』に対抗」という記事で、立憲民主党は夏の参院選の公約の土台となる「持続可能な社会ビジョン」を議論する委員会をスタートする旨が報道されています。 片山義博先元...
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アマルティア・センが説く野党の役割

実家の書庫から20年以上前に出版されたアマルティア・セン著「自由と経済開発」を引っぱり出して読み直してみました。データなどは古くなっていますが、考え方はいまでも新鮮です。 アマルティア・センは1998年にノーベル経済学賞を受賞した経...
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岸田氏の総裁選公約 ≠ 自民党の選挙公約

自民党の総裁選で勝ったのは岸田文雄氏です。総裁選が行われたのは9月29日です。当然のこととして、岸田氏の総裁選の選挙公約が、ほぼ自民党の総選挙の公約になるものだと思っていました。 自民党総裁で党内の支持を得たのは、岸田氏であり、岸田...
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枝野代表の代表質問の解説です。

昨日(10月11日)の衆議院本会議での枝野幸男代表の代表質問は、立憲民主党の選挙公約につながる内容でした。35分間の長い代表質問をぜんぶ見た人は少ないと思いますので、私が個人的に思い入れのあるポイントをかいつまんで解説させていただき...