山内 康一

安倍政権6年半をふり返る(13):家産制国家化する日本

安倍政権の6年半をブログでふり返る参院選特別企画の第13弾です。2018年8月17日付ブログ「家産制国家化する日本」の再掲です。フランシス・フクヤマ氏の日本政治を見る目は的確です。著書のタイトル「政治の衰退」は、日本の政治のことをさしているように思えてなりません。

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家産制国家化する日本

フランシス・フクヤマ氏の新刊「政治の衰退」から再びです。最初に用語の定義から入りると、「家産制国家」とは「領土や人民などがすべて君主の私有物となされる国家。封建時代の国家、ことに領主国家がこれにあたる」と定義されます。フクヤマ氏は次のように述べます。

親族や友人を頼りにすることは人間の社会性の規定値(デフォルト)の状態であり、強力な誘因が働いて、その状態に逆らった行動を促されなければ、家産制は必ずかたちを変えて戻ってくる。

太古の昔から人間社会では、親族や友人を頼ってきました。それが当然であり、自然です。家産制国家というのは、人類の歴史の早い段階からの自然状態に近いのだと思います。逆に、近代国家における「法の支配」や「民主主義」といった制度は、権力の抑制や協調といった人間の不断の努力が必要であり、かなり不自然な状態ともいえます。 — 続きを読む —

暮らしと経済

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暮らしと経済

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