平和と外交

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英国議会の外交報告書を読む

たまたまニュースで英国議会の下院の外務委員会のインド太平洋地域に関する報告書が報道されていたので、インターネットでアクセスして読んでみました。全般的な論調としては英国のインド太平洋地域へのコミットメントを強化すべきという報告書です。...
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マクマスター「戦場としての世界」【書評】

米国の国家安全保障担当大統領補佐官だったハーバート・マクマスター(H・R・マクマスター)氏の「戦場としての世界:自由世界を守るための闘い」(2021年)を読みました。500ページ超の大部の本ですが、ロシア、中国、南アジア、イラン、北...
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台湾危機について朝日新聞WEB論座に投稿しました。

朝日新聞社WEB論座に投稿しました。 明日(11月9日)の午前7時までは無料で読めます。 有料記事で恐縮です。 なお、私としては「中国が台湾に侵攻するのは簡単ではない」という趣旨の文章を書いたのですが、編集部でつけたタイトルは「中国...
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朝日新聞web論座投稿「米国の国家安全保障戦略を読む」

朝日新聞社web論座に米国の国家安全保障戦略に関する文章を投稿しました。有料サイトで恐縮ですが、ご一読いただければ幸いです。
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「新疆ウイグル自治区」(熊倉潤、中公新書)

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、2022年8月31日に新疆ウイグル自治区の人権侵害について報告し、世界の注目が集まっています。前々からウイグル人や新疆ウイグル自治区に興味があったこともあり、最近出た「新疆ウイグル自治区」(...
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トマ・ピケティの経済制裁論

経済学者のトマ・ピケティ氏といえば「21世紀の資本」で一世を風靡しましたが、ロシアへの経済制裁についておもしろい提案をしています。ポイントは「ロシア国民全体を経済制裁の対象にするのではなく、富裕層にターゲットを絞って経済制裁を行う」...
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情報機関員キッシンジャーとソフトパワー

国際政治の分野で「ソフトパワー」という言葉が使われるようになったのは、ここ三十年くらいのことでしょうか。国家安全保障会議議長や国防次官補を歴任したハーバード大学のジョセフ・ナイ教授が「ソフトパワー」という概念を提唱して、一気に世界中...
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英国は今も「帝国」。保守党は保守的じゃない。

イギリスの保守党の党首選挙を見ていて思うのは、 (1)イギリスは今でも良い意味で「帝国」であり、 (2)保守党がちっとも保守的ではない、 ということです。 日本語で「帝国」というとネガティブなイメージかもしれません。しかし、塩野七生...
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機関銃や戦車の普及を妨げた既成概念

米国の軍事戦略家のエドワード・ルトワック氏の本で「軍事テクノロジーの逆説」という章があり、「主流は既成概念にしばられて新技術を活用できず、むしろ傍流が新技術を活用する」事例が紹介されていておもしろかったです。 ルトワック氏によれば、...
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中国の台湾侵攻リスクは高まったのか?

ロシアのウクライナ侵攻を受けて「次は中国が台湾に侵攻する」と騒ぐ人たちが多く、「日本も防衛力を強化すべき」という論調が広がっています。本当にそうでしょうか? 東アジアの安全保障環境を考えれば、一定程度の防衛力が必要なことはわかります...