BLOG

暮らしと経済

社会保障のための負担増支持は7割

厚生労働省が実施した「令和4年 社会保障に関する意識調査」を最近読んで興味深かったので、ご紹介させていただきます。令和4年社会保障に関する意識調査結果について|厚生労働省この意識調査は、20歳以上の人を対象に2022年7月に実施され...
政治の動きと分析

「トラスショック」の次は「高市ショック」か?

自民党内では石破総理の退陣を要求する声が高まり、このまま行くと9月ごろに総裁選挙が行われる可能性が出てきました。有力候補のひとりが高市早苗氏です。仮に高市早苗総理が誕生すると、イギリスの「トラスショック」の日本版が起こるのではないか...
政治の動きと分析

参政党躍進に思う(4)「政治をあきらめない」

英国の政治学者ジェリー・ストーカー氏の「政治をあきらめない理由」(岩波書店)に出てくる、世界68か国の5万人を対象にした調査によると「政治家を信用する」と答えた人はわずか13%だそうです。政治不信は世界共通の現象です。日本だけじゃあ...
政治の動きと分析

参政党躍進に思う(3)「ファシズムの10の柱」

イェール大学で哲学を教えているジェイソン・スタンリー教授の著書「ファシズムはどこからやってくるか」(青土社)にファシズムを特徴づける「ファシズムの10の柱」というのが出てきます。1.神話的過去2.政治宣伝(プロパガンダ)3.反知性主...
政治の動きと分析

参政党躍進に思う(2)「ポピュリスト政治家を軽視しない」

政治学者のヤシャ・モンク氏は、ポピュリスト政治家から民主主義を守るための3つの教訓があると言います。第一にヤシャ・モンク氏は、「対抗勢力が、ポピュリストの恫喝の奥底に潜む狡猾さに気づかず、過小評価してしまう」と言います。トランプが最...
政治の動きと分析

参政党躍進に思う(1)「排外的ナショナリストのつくり方」

参政党の躍進を見ていて佐藤優さんが対談本で以前こんなことをおっしゃっていたのを思い出しました。ナショナリストとして認められるためには、面倒な努力が一切、必要ありません。排外主義集団のデモに加わって、「日本は侮辱されている!」とか、「...
政治の動きと分析

排外的ポピュリズム政治家との戦い方

参議院選挙の最中ですが、陰謀論を信じる排外的ポピュリズム政党が躍進しつつあり、危機感を覚えます。ということで、久しぶりに投稿します。主題は「排外的ポピュリズム政治家とどう戦うか」です。排外的ポピュリズムは世界的現象です。グローバル化...
暮らしと経済

毎日新聞(3月20日)に「ナフサ免税」について投稿

昨日(2025年3月20日)毎日新聞朝刊の「発言」欄に投稿しました。タイトルは「温暖化対策 ナフサ免税縮小を」です。新聞記事をそのまま転載できないと思いますので、原稿(たたき台)段階の文章をご紹介させていただきます。お目通しいただけ...
子どもと教育

「所得連動型奨学金」で在学中の大学無償化を!

本日(2025年1月22日)日本経済新聞(33面)の「私見卓見」に私の投稿が掲載され、大学生向けの「所得連動型奨学金」について提言をしました。しかし、新聞紙面では字数の制約もあって十分に説明できなかった点を加え、本ブログであらためて...
子どもと教育

朝日新聞「私の視点」(1月8日)に投稿しました。

本日(2025年1月8日)の朝日新聞(朝刊/全国版)のオピニオン欄「私の視点」に私の投稿文が掲載されました。国立大学改革がいかに日本の科学研究力を損なってきたかを短くまとめ、国立大学の運営交付金の増加を提案するものです。ご一読いただ...