暮らしと経済 アベノミクス十年の悲惨な結果 このところの物価上昇、所得格差の拡大、実質賃金の低下、経済の低迷の責任のかなりの部分は、アベノミクスと呼ばれる経済・金融政策に起因するといえます。日銀も総裁が交代してやっとアベノミクスからの脱却の道を模索し始めました。これからの経済... 2023年 07月 31日 暮らしと経済
暮らしと経済 人口からみる世界的デフレの終焉 最近、人口と経済について書かれた本を2冊読みました。大学で「人口学」の授業をとって以来、人口に関心を持ち続けてきました。未来予測にあたって人口統計ほど信頼できるデータはありません(とピーター・ドラッカーも言ってました)。ロンドン・ス... 2023年 06月 01日 暮らしと経済
暮らしと経済 GDP世界ランキングを見て思う 国力を評価する指標には、経済力、人口、地勢(地形、可耕地)、資源(エネルギー、水、食料生産力)、軍事力、技術力などがあります。その中でも経済力はもっとも重要な指標だと思います。G7の経済力が気になって、GDP世界ランキングを見てみた... 2023年 05月 11日 暮らしと経済
暮らしと経済 ローフレーション(low-inflation)という発想 まもなく日銀総裁も交代します。アベノミクスの評価、異次元の金融緩和をどうするのか、金融と経済財政政策が注目されています。その点で最近読んだ「メガスレット:世界経済を破滅させる10の巨大な脅威」はおもしろい本でした。著者のヌリエル・ル... 2023年 02月 22日 暮らしと経済
暮らしと経済 スマート・イナフ・シティ【書評】 アメリカのアルゴリズムや都市計画の専門家のベン・グリーン氏の「スマート・イナフ・シティ」という本がおもしろかったです。ベン・グリーン氏は、アルゴリズムの公正さ、行政のアルゴリズムがもたらす影響などを研究しています。スマート・シティの... 2023年 02月 06日 暮らしと経済書評
暮らしと経済 財政破綻の3つのシナリオ 日銀の黒田総裁が進めてきた異次元の金融緩和は終わりを迎えつつあります。金融緩和は、単なる「需要の先食い」でしかなく、不景気のときのカンフル剤にはなりますが、生産性向上にはつながりません。金融緩和は「需要の先食い」なので、アベノミクス... 2023年 01月 17日 暮らしと経済
暮らしと経済 円安で小さくなる日本経済 急激に進む円安のせいで日本経済の存在感がますます小さくなっています。米ドル建てでみたときの日本経済の縮小は見るも無残です。民主党政権末期の2012年の対ドルレートは1ドル=80円くらいでした。2012年の米ドル建ての日本のGDPは約... 2022年 10月 24日 暮らしと経済
暮らしと経済 世界で広がるWHO推奨「砂糖税」を日本でも 世界では「砂糖税(sugartax)」を導入する動きが広がっています。WHO(世界保健機関)は、肥満や糖尿病などのリスクを減らすため、砂糖を多く含む飲料への課税(taxesonsugar-sweetenedbeverages:SSB... 2022年 09月 14日 暮らしと経済
暮らしと経済 脱化石燃料と脱ロシアで「気候正義」を ちょっとマニアックな雑誌ですが、「国際開発ジャーナル」(国際開発ジャーナル社)の2022年7月号の明日香壽川教授(東北大学)の寄稿文がおもしろかったです。タイトルは「気候危機とグリーン・ニューディールという希望」です。なお、明日香教... 2022年 07月 15日 暮らしと経済
暮らしと経済 都市集中から地方分散へ、自然と調和した街と住まい 私が執筆した「持続可能な社会ビジョン」シリーズの第5弾です。しばしば「野党はビジョンがない」と批判されますが、与党にビジョンがあるのでしょうか?岸田政権の「新しい資本主義」はいつになったら本格的に発表されるのでしょうか?立憲民主党の... 2022年 07月 04日 暮らしと経済