暮らしと経済 財政破綻の3つのシナリオ 日銀の黒田総裁が進めてきた異次元の金融緩和は終わりを迎えつつあります。金融緩和は、単なる「需要の先食い」でしかなく、不景気のときのカンフル剤にはなりますが、生産性向上にはつながりません。 金融緩和は「需要の先食い」なので、アベ... 2023年 01月 17日 暮らしと経済
暮らしと経済 円安で小さくなる日本経済 急激に進む円安のせいで日本経済の存在感がますます小さくなっています。米ドル建てでみたときの日本経済の縮小は見るも無残です。 民主党政権末期の2012年の対ドルレートは1ドル=80円くらいでした。2012年の米ドル建ての日本のG... 2022年 10月 24日 暮らしと経済
暮らしと経済 世界で広がるWHO推奨「砂糖税」を日本でも 世界では「砂糖税(sugar tax)」を導入する動きが広がっています。WHO(世界保健機関)は、肥満や糖尿病などのリスクを減らすため、砂糖を多く含む飲料への課税(taxes on sugar-sweetened beverages... 2022年 09月 14日 暮らしと経済
暮らしと経済 脱化石燃料と脱ロシアで「気候正義」を ちょっとマニアックな雑誌ですが、「国際開発ジャーナル」(国際開発ジャーナル社)の2022年7月号の明日香壽川教授(東北大学)の寄稿文がおもしろかったです。 タイトルは「気候危機とグリーン・ニューディールという希望」です。なお、... 2022年 07月 15日 暮らしと経済
暮らしと経済 都市集中から地方分散へ、自然と調和した街と住まい 私が執筆した「持続可能な社会ビジョン」シリーズの第5弾です。しばしば「野党はビジョンがない」と批判されますが、与党にビジョンがあるのでしょうか? 岸田政権の「新しい資本主義」はいつになったら本格的に発表されるのでしょうか? 立憲民主... 2022年 07月 04日 暮らしと経済
暮らしと経済 環境と成長が調和する定常社会へ 私の書いた「持続可能な社会ビジョン」シリーズの第4弾です。何十年も前から環境と経済の両立が訴えられてきましたが、そろそろ手遅れに近づいています。個人的には経済を犠牲にしても環境を守らざるを得ない時代だと思いますが、党の文書としてそこ... 2022年 07月 01日 暮らしと経済
暮らしと経済 公平な税制と再分配で格差と貧困の少ない社会へ 私が執筆に関わった「持続可能な社会ビジョン」のご紹介の第2弾です。「税とは政治である」としばしば言われます。イギリスの議会制度の発達もアメリカ独立戦争もきっかけは税でした。 なお、立憲民主党の参院選公約のひとつの消費税減税につ... 2022年 06月 27日 暮らしと経済
暮らしと経済 すべての人に安心のベーシックサービス 私が今年1月から5月まで立憲民主党本部で取り組んだ「持続可能な社会ビジョン」ですが、参院選でもあまり注目されていません。 単に書いただけで、ほとんど読まれない提言になってしまったようです。私にとっては5か月間かけてまとめた文章... 2022年 06月 24日 暮らしと経済
暮らしと経済 「交通まちづくり」というアプローチ 関西大学の宇都宮浄人教授が提唱する「交通まちづくり」というアプローチがおもしろいのでご紹介させていただきます。なお、宇都宮教授の著書は、だいぶ前に読んだ「鉄道復権」(新潮選書)も、ついさっき読み終わった「地域再生の戦略」(ちくま新書... 2022年 06月 21日 暮らしと経済
暮らしと経済 この国の危機管理 失敗の本質(柳田邦男) 柳田邦男著「この国の危機管理 失敗の本質」(2022年、毎日新聞出版)は、国家の統治にたずさわる政治家や幹部公務員には必読書だと思います。柳田氏といえば、航空機事故などの事故調査を得意とするノンフィクションライターです。事故調査は刑... 2022年 06月 16日 暮らしと経済