暮らしと経済

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「交通まちづくり」というアプローチ

関西大学の宇都宮浄人教授が提唱する「交通まちづくり」というアプローチがおもしろいのでご紹介させていただきます。なお、宇都宮教授の著書は、だいぶ前に読んだ「鉄道復権」(新潮選書)も、ついさっき読み終わった「地域再生の戦略」(ちくま新書...
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この国の危機管理 失敗の本質(柳田邦男)

柳田邦男著「この国の危機管理 失敗の本質」(2022年、毎日新聞出版)は、国家の統治にたずさわる政治家や幹部公務員には必読書だと思います。柳田氏といえば、航空機事故などの事故調査を得意とするノンフィクションライターです。事故調査は刑...
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やっと「悪い円安」という空気

このところ円安が進み、輸入品の値上がりで物価高を招き、「悪い円安」という言葉が人口に膾炙するようになりました。前々からわかっていたことです。私が何年も前から主張していたポイントも、今なら受け入れられやすい環境だと思います。 た...
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衆院選公約:住まいの安心と住宅政策の転換

立憲民主党では「#政権取ってこれをやる」と称して衆議院選挙の公約を小出しに発表していますが、第4弾は「住まいの安心と住宅政策の転換」でした。 住まいの安心と住宅政策の転換 1.低所得世帯を対象に家賃を補助する公的...
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もし立憲民主党政権ができたら、実現したい5つの政策

朝の駅頭で配ったり、ポスティングしたりしている国政レポートの内容を転載します。紙の国政レポートをご覧になっていない方はご一読いただければ幸いです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -...
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バイデン政権のグリーンニューディール

米国では「地球温暖化は嘘だ」と言っていた嘘つき大統領が退任し、バイデン政権になり、気候変動政策は大きく変わりました。その具体的な内容が、明日香壽川教授(東北大)の近著「グリーン・ニューディール」に書いてあったので一部ご紹介します。 ...
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経産省もしぶしぶ認めた原発の高コスト

経済産業省は2030年時点の電源別の発電コストについて新たな試算を公表しました。経産省はこれまで原子力発電のコストが一番安いと主張してきましたが、ついに「原発は低コスト」と強弁しなくなりました。世界的な「自然エネルギー革命」の現実の...
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ドイツのテレワーク事情:日本は?

ドイツではコロナ禍をきっかけにテレワークが進み、ドイツ在住ジャーナリストの熊谷徹氏によると「テレワーク革命」が起きているそうです。もともとドイツは労働者の権利が守られ、労働時間が短いです。しかし、時間当たりの労働生産性は日本より高く...
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政治が気にかけるべきは株価より幸福度とジニ係数

安倍前総理は政権運営にあたって株価や経済成長率をとても気にしていました。アベノミクスには「経済成長至上主義」という批判もありました(その割には経済成長率は高くありませんでしたが)。 しかし、一国の宰相、内閣総理大臣が気にすべき...
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海洋パーマカルチャー:コンブや海藻と地球温暖化

またしても「ドローダウン:地球温暖化を逆転させる100の方法」の情報に基づいて、海洋環境保全や海洋での脱炭素化(炭素隔離)について書かせていただきます。私も初めて知りましたが「海の植林」という発想が、地球温暖化を逆転させる一助になる...