政治の動きと分析

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今年ひょっとする起きるかもしれない10の出来事

昨年は思いがけない出来事がありました。トランプ氏が当選したり、英国がEUから離脱したり。今年も思いがけない事件が発生するかもしれません。 そこで「ひょっとしたら起きるかもしれない事件」を10件考えてみました。起きてほしくないことの方...
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ネットがトランプ現象を生む

トランプ現象の背景には、格差の拡大、中流階級の没落などが言われていますが、大きな要因のひとつはインターネットの影響だと思います。「アメリカ人がインターネットに依存して、本を読まなくなり、無知になり、判断力が弱くなった」と多くのアメリ...
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安倍政権の高支持率の背景:格差が分断を生み、分断がナショナリズムを生む

姜尚中氏が、国際政治学者のモーゲンソーの「国際政治 権力と平和」の一部を要約して次のように書いています。  ナショナリズムとは、個人と国家の自己同一化が進むことであり、その自己同一化の強度は社会の分裂に、つまり社会の安定性に反比例す...
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2017年は反転攻勢

政治の世界、国際情勢を見ると、2016年は決して良い年だったとは思えません。 英国のオックスフォード辞典は、昨年の「今年の単語(international word of the year)」に“post-truth”を選びました。...
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トランプ政権を占う(1)国内政治版

トランプ大統領がどういう政権運営を行い、アメリカと世界をどうしようとしているのか、世界が注目しています。私も気になります。そこで新聞やテレビ、ネット等の公開情報と既知の知識だけを頼りに、「頭の体操」として大胆に大雑把にザックリとトラ...
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トランプ現象と大衆の怒り

トランプ現象や英国のEU離脱は、「没落した白人労働者階級を中心とする大衆の怒り」という説明のされ方が多いようです。エリート層・エスタブリッシュメント層(既得権層)が、貧富の格差や移民問題に鈍感であったがゆえに、白人の労働者階級が立ち...
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「リベラル・保守」の連合政党へ

東京と福岡で行われた衆議院補欠選挙は、どちらも民進党が負けました。残念ですが、ここで謙虚に敗因を分析し、来るべき衆議院総選挙に向けて政策と体制を立て直さなくてはいけません。 毎日新聞の伊藤智永編集委員が「私たちに選ぶべき『野党』があ...
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自民党政治=世襲政治=格差政治

いま福岡6区で衆議院の補欠選挙が行われています。民進党の候補者は地元のふつうのご家庭の出身の女性ですが、自民党系候補者2名はどちらも有力政治家の息子さんです。 そういえば、安倍内閣は世襲議員が目立ちます。安倍総理はもちろんのこと、麻...
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政治家とバイキンの類似性

昨年(2015年)8月から今年2月まで約7か月間(2学期)ほど大学院で政治学を学びました。衆議院議員を3期(約9年)経験して、そのあとで政治学を学び直すと、がっかりすることもありました。政治学者は、政治家にとても厳しいです。 政治学...
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なぜいま解散風?

また解散風が吹いています。今春も衆参同日選説の解散風が吹き荒れ、秋になって再びの解散風の突風です。下村博文氏などの安倍総理側近が解散風を吹かせているところが、ちょっと引っ掛かります(嘘っぽい気もします)。 この時期に解散総選挙をやる...