平和と外交

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中国のコロナ危機パブリック・ディプロマシーの失敗

世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受けて4月25日付読売新聞(朝刊)に駐日中国大使の孔鉉祐氏が「助け合って難局を乗り切ろう」という文章を寄稿しました。 一読して「悪気はないんだろうけれど、パブリック・ディプロマシーの失敗例だな」と...
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わざわざコロナ対策で海外に援助する必要があるのか?

新型コロナウイルス感染拡大で日本はたいへんな状況です。数日前に外務省領事局長のコロナ感染が報道されましたが、このところ衆議院外務委員会で領事局長の説明を何度か受けており、知っている人の感染はショックでした。私は濃厚接触者ではありませ...
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コロナが変える世界の政治

新型コロナウイルス感染拡大が、世界の社会、経済、政治、人々の認識を変えつつあります。グローバルな変化と同時に、各国の国内政治も変えています。もちろん日本の政治にも大きな影響を既に与えています。 韓国 韓国政府は新型コロナウイルス感染...
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石油を輸入しない方がいい理由:平和のための省エネ・再エネ

火力発電やガソリン自動車の使用を減らし、化石燃料(石油、天然ガス、石炭)の輸入を減らした方がよい理由はいくつかあります。 第1に、化石燃料はCO2を排出するので、気候変動や大気汚染を防ぐため、化石燃料の使用は少ないに越したことはあり...
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NPTについての外務委員会質問(転載)

党本部の広報が3月6日の衆議院外務委員会の質問をまとめてくれました。わかりやすいので、転載させていただきます。 核不拡散条約(NPT)発効50周年を迎えた翌日の3月6日、衆院外務委員会で山内康一議員が核兵器禁止条約への日本の加入の検...
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米国・タリバン和平合意と「シークレット・ウォーズ」

米国とアフガニスタンの反政府武装勢力のタリバンが2月29日に和平合意に署名しました。これは米国とタリバンの和平合意であって、アフガニスタン政府とタリバンの和平合意ではありません。そのため内戦が続く可能性もあり、楽観できません。しかし...
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バイデン大統領への期待

米国大統領選挙の民主党候補の指名争いの決着がつきつつあります。左派のバーニー・サンダース候補(上院議員)は劣勢が伝えられ、前副大統領のジョセフ・バイデン候補が勝ちそうな雰囲気です。サンダース候補は若者の支持率が高く、斬新な政策を提言...
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国連本部のICANイベントの招待状

思いがけず、意外なところから、意外なイベントの招待状が届きました。スイスのジュネーブに本部があり、日本にも支部がある国際NGOのICAN(International Campaign to Abolish Nuclear Weapo...
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国連本部「原爆展」への外務省後援拒否

本日(3月6日)衆議院外務委員会で質問しました。いくつか質問した課題のひとつが、ニューヨーク国連本部ビルで開催予定の「原爆展」の外務省後援に関わる問題です。 5年に1度開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議が今春開催されますが、...
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スペイン人から見た米国【地政学の思考法】

スペインの元軍人・元情報機関幹部のペドロ・バーニョス氏が書いた「国際社会を支配する地政学の思考法」という本を読みました。スペイン人の書いた本が日本語に翻訳されることは少ない気がしますが、たまたま手に取ってみたら、おもしろそうだったの...