解散総選挙モードへ一気に突入

政治の世界はすっかり解散総選挙モードです。衆議院議員選挙の立候補予定者の私の生活も、一昨日あたりからすっかり選挙モードに入り一変しました。今朝は民進党福岡県連の緊急常任幹事会に出席し、衆院選対策を協議し、県連としての対処方針が決まりました。

総選挙モードになり、とりあえず予定をキャンセルし始めました。高校での講演の予定をキャンセルし、自分の講演会のテーマを選挙関係のテーマに変更しました。選挙事務所の立ち上げの準備、選挙のチラシや広報資料の準備など、バタバタと忙しくしています。

また、忙しくなってきたので、福岡市立図書館で借りていた本を読みかけのまま返すことにしました。移動中のクルマや電車のなかで本を読むのが、私のほぼ唯一といってよい趣味ですが、私には数分ごとに読む本を替える癖があります。そのため常時34冊の本を同時並行で読んでいます。教育学や教育政策の本を常時1冊、政治や経済、社会保障などの本を常時1冊、外交や海外事情などの本を常時1冊、プラス娯楽本を1冊、あわせて4冊というパターンが多いです。カバンの中にはいつも3~4冊の本が入っています。

今回、読み終わってないのに、泣く泣く図書館に返却した本は以下の通りです;

1.加藤聖文「大日本帝国崩壊」中公新書

半分も読めませんでした。日本本土、朝鮮半島、台湾、東南アジアなどで終戦時にどのような戦後処理がなされたか、どのように日本軍や民間人が日本に戻ったかなど、興味深い本でした。お薦めです。

2.佐藤優「甦る怪物」文藝春秋

これは3分の2くらい読んでいたので残念。もう一息でした。畏友の佐藤優さんのロシア滞在中の体験談です。ロシア大学の客員講師をしていた時の学生たちとの交流の話が興味深かったです。ロシアの深さと豊かさが伝わります。

3.ノーム・チョムスキー「すばらしきアメリカ帝国」集英社

アメリカの抱える問題について書かれた本です。時間がなくて、興味のある章だけをザっと斜め読みしました。ちょっと前の本ですが、トランプ大統領のアメリカを予感させる本です。

4.藤沢周平「夜の橋」中公文庫

単なる娯楽本です。残念ながらまったく読めませんでした。落ち込んだときや嫌なことがあったとき、将来が不安になったときに読むのは、藤沢周平、山本周五郎、宮城谷昌光など。けっこう枯れた小説が好きです。意外に思われるかもしれませんが、小説の趣味は保守的で古風です。

ちなみに、図書館で借りていない本(自分で買った本)で、いま読んでいてとても興味深いのが、オックスフォード大学の苅谷剛彦教授(教育社会学)の「オックスフォードからの警鐘」という中公新書ラクレの本です。最近出た本ですが、安倍政権が進める浅薄な大学改革の愚かさをよく理解できます。「スーパーグローバル大学」などという和製英語の補助金事業も、大学教育の改善につながるかあやしいものだということがよくわかります。教育関係者にはお薦めの一冊です。

さあ、書を捨てて、街頭に出よう。

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