福岡県「7小選挙区ですみ分け」

私は地元活動のことをあまりブログに書いてません。もちろん地元活動をやってないわけではありません。朝の駅頭で国政レポートを配布したり、支援者のご家庭を訪問したりと、福岡3区で日々地道にがんばっております。

しかし、他の議員の多くのように、地元のイベント出席の写真とか、ランチの写真とか、街頭演説している写真とかをホームページやフェイスブックで紹介し、地元活動をアピールすることはやってません。ブログに写真を載せることもありません。

ブログに書くのは、アメリカの大統領選挙とか、観光政策とか、そんなテーマが多いです。そうすると、ひょっとして「地元で何もしていない」と誤解されているかもしれないと心配になり、今日は地元活動の一端をご紹介させていただきます。

たとえば、今朝(7月29日)の西日本新聞の地域版に「7小選挙区ですみ分け:次期衆院選 立憲、国民、連合が確認」という記事が掲載されました。以下に一部を引用します。

立憲民主党県連(山内康一代表)と国民民主党県連(城井崇代表)、両党の支援組織である連合福岡(藤田佳三会長代理)の代表者会議が28日、福岡市内であった。次期衆院選に向け、県内全11小選挙区のうち7選挙区で両党が候補者をすみ分けし、3者が一体となって戦う方針を確認。残り4小選挙区でも、有権者に選択肢を示せるよう候補者選定を急ぐことで一致した。

私が記者会見で説明した意図通りの記事にしてもらってありがたいです。数分間の説明をコンパクトに過不足なくまとめてもらいました。これ以上コンパクトにはできないくらい簡潔明瞭です。

立憲民主党の福岡県連代表を務めているので、こういう仕事も地元活動の一端です。次期衆院選にあたっては福岡県内の小選挙区の調整が必要になります。国民民主党県連の城井代表とは、もともと同じ政党に属していたこともあり、ときどき情報交換・意見交換をしています。

現在、立憲民主党と国民民主党で合流交渉が行われていますが、合流してしまえば小選挙区の調整は「党内調整」になり、より簡単な話になります。他方、仮に合流しなくても、お互いにつぶし合わないように「すみ分け」しておけば、スムーズに協力することができます。

昨日の連合福岡主催の3者会談によって「すみ分け」が再確認されたので、少なくとも福岡県内では「合流しても良し、合流しなくても何とかなる」という協力体制ができたと思います。

もちろん野党共闘で協力する相手は、国民民主党だけではありません。市民連合のような政党以外の関係者や社民党などとも調整しなくてはいけませんが、とりあえず一番大きな連携相手の国民民主党とはスムーズな連携が確認できてよかったです。

連合福岡の藤田会長代理の次の言葉が新聞記事に引用されていました。

合流すれば一番いいが、立憲、国民、連合の3者が力を合わせ、安倍1強政治に対してきちんと選択肢を示したい。

その通りです。合流すれば一番いいですが、そうでなくても安倍政治に対峙するための選択肢を示さなくてはなりません。まだ県内には野党候補が空白の小選挙区もありますので、他党と調整しながら、県内のすべての小選挙区で野党候補を立てられるよう努力したいと思います。