代表選の結果を受けて

民進党の新代表を選ぶ臨時党大会が開かれ、前原誠司さんが新代表に決まりました。私が応援していた枝野幸男さんは残念な結果に終わりました。前原新代表には、民進党が自民党に代わる受け皿となるべく、党改革やビジョンの明確化に努めてもらいたいと思います。

前原さんは「All for All」(みんなでみんなを支える社会)をモットーに代表選を戦い、社会民主主義的な政策を柱に掲げてきました。安倍政権の新自由主義路線、「小さな政府」路線、「自己責任社会」モデルとは対称的であり、税や社会保障に関する考え方において自民党への対立軸は明確になります。前原代表は、新自由主義からの決別、増税による社会保障や教育・子育ての充実といった政策を掲げています。

解散総選挙も近づいてきましたが、小手先の選挙対策ではなく、マニフェストをボトムアップで丁寧に議論して作り上げていくことこそが、最重要の衆院選対策だと思います。マニフェストづくりのプロセス改革、シンクタンクの創設、地方議員選挙対策の強化、女性候補者の増加等の党改革を迅速に進めていただきたいと思います。前原新代表のもとでがんばります。