政治の動きと分析

日本学術会議の報告書を読んでみると

ふと思いましたが、日本学術会議を批判している政治家は、日本学術会議の報告や提言をちゃんと読んだことがあるのでしょうか。報告や提言を読んだ上で「既得権だ」「行革だ」「廃止だ」と言っているのでしょうか。読まずに批判するのは論外という気が...
暮らしと経済

データでふり返るアベノミクス

長かった安倍政権のアベノミクスの成果については、評価する人の立場や価値観によりさまざまな意見があります。菅政権はアベノミクスの継承を宣言しています。「本当にアベノミクスの継続でいいのか?」という点を考えるには、データでふり返ることが...
書評

お薦めの「現代の古典」3冊

日曜日ということで軽めの話題です。ある人と「古典」の効用について議論しました。ここで言う「古典」とは清少納言とか論語とかではなくて、「それぞれの分野で評価の確立した必読書」という程度の意味の「古典」です。 読んだ方がいい古典や不朽の...
政治の動きと分析

危険人物をリーダーに選ばないためにできること【書評】

米国人の紛争解決専門家(弁護士+臨床心理士)のビル・エディ氏が書いた「危険人物をリーダーに選ばないためにできること」という本がおもしろかったので、ご紹介させていただきます。 歴史上の危険人物(ヒトラー、スターリン、毛沢東、トランプな...
衆議院議員時代の活動ほか

衆院選公約の柱:社会保障とエネルギー

次の衆議院選挙の立憲民主党の公約の柱は、社会保障とエネルギー政策だと思っています。コロナ危機では社会的セーフティネットの脆弱性が明らかになりました。セーフティーネットを強化し、医療や介護、障がい者福祉、保育などのサービス(現物給付)...
政治の動きと分析

「保守」と「リベラル」のおもしろくて雑な定義

米国人の紛争解決の専門家(弁護士+臨床心理士)のビル・エディ氏が書いた「危険人物をリーダーに選ばないためにできること」(2020年、プレジデント社)という本を読んでいますが、けっこうおもしろいです。 ビル・エディ氏によると政治の世界...
平和と外交

中曽根康弘首相の言葉【歴史認識】

先日、中曽根康弘首相の国葬がありました。長期政権を担った政治家でもあり毀誉褒貶はありますが、戦争を経験した世代らしい立派なお言葉を残されています。この機会にご紹介させていただきます。ぜひ自民党の若い世代の議員に知ってほしいと思います...
暮らしと経済

安倍政権がすすめた「原子力立国」の失敗

安倍政権とアベノミクスの大失敗の1つは原発政策です。福島第一原発事故の後に脱原発の世論が強まっていたにも関わらず、原発依存度を上げる努力(=悪あがき)を行い、原発輸出を試みて大きな損失を出し、自然エネルギー(再生可能エネルギー)の普...
暮らしと経済

みやま市の自然エネルギーはすごい!

最近の枝野代表は「自然エネルギー立国」を政策の柱に掲げています。自然エネルギー(再生可能エネルギー)が、脱炭素化(=地球温暖化防止)、経済と雇用の回復のカギになるのは間違いありません。 まずは足元の福岡県の自然エネルギーについて学ぼ...
政治の動きと分析

チャーチル首相と菅首相の権力行使のちがい

菅首相が日本学術会議の新会員候補者6名を任命しなかったことが批判を浴びています。首相には任命権がありますが、日本学術会議が推薦した候補者が任命されなかったのは初めてのことです。 安倍政権に批判的な言動をとった学者を排除していることは...