なぞの献本:「岐路に立つ移民教育」

昨日、ナカニシヤ出版さんから「岐路に立つ移民教育:社会的包摂への挑戦」という本が届きました。封筒には「献本」と書いてあり、著者または出版社からのご厚意による寄贈ということがわかります。

内容的には、フランス、ドイツ、オランダ、スペインといったヨーロッパの主要国と日本の移民の教育について書かれた本で、私にとっては興味のある分野の学術書なので、とてもうれしいです。3500円もする本ですし、郵送費まで考えると、けっこうな出費なので、ありがたいです。

しかし、大きな謎が残ります。それは「誰が献本してくれたのか?」という点です。半年前に福岡市に引っ越してきたばかりなのに、新しい事務所の住所宛に送ってきてくださっています。わざわざホームページで新しい事務所住所を調べて送ってくださったのかもしれませんが、そこまでして本を送ってくださったのが誰なのかわかりません。

ナカニシヤ出版さんには知り合いはいなかったと思うし、著者リストを見ても思い当たる名前がありません。お礼を申し上げたくても、誰にお礼すればいいのかわからないのは、もやもやした感じです。

現職議員時代に外国人の子どもの教育に関する超党派の議員連盟に所属していて、その勉強会に参加していました。そのときに名刺交換した人が著者に含まれているのかもしれません。あるいは教育学者とはいろんなところで名刺交換しているので、どこかであった人かもしれません。

この本は小論文集のような形式になっており、著者が20名もいます。どこかで見た名前もちらほらあります。しかし、どこで見た名前か思い出せません。本を読んで見覚えのある名前なのか、どこかで会って見覚えのある名前なのか思い出せません。

どなたにお礼を申し上げるべきかわからないので、この場を借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。お心当たりのある方は、事務所のメール宛にご連絡いただければさいわいです。