スケジュールの“管理危機”

国会では日程がなかなか決まりません。決まっても変更だらけです。衆議院本会議や所属委員会の質疑が急に決まるので、どんなに律義な人でも、約束した会合やアポイントをキャンセルせざるを得ない事態がひんぱんに起こります。

毎日秘書が用意してくれる昨日(3月8日)の日程はこんな感じです。

08:30 党 総務・文科部会合同会議

09:00 森友文書ねつ造疑惑野党合同ヒアリング

09:10 党 正副国対委員長会議

11:00 党 外交部会

11:30 クオータ制を推進する会(市民団体)

12:00 衆院 議院運営委員会

12:45 党 代議士会

13:00 衆院 本会議

16:00 原発ゼロの会(超党派議連)

17:00 党 政調審議会

17:30 日豪政治家交流プログラム座談会

18:00 支援組織関係者と会食

 

しかし、実際の昨日の日程はこんな感じでした。

08:30 党 院内控室出頭・事務処理

09:00 党 正副国対委員長会議(予定通り)

10:00 野党国対委員長連絡会

11:15 野党国対委員長会談

11:30 クオータ制を推進する会(市民団体)(予定通り)

*ただし、辻元委員長から電話で指示があって数分で退席。

11:40 途中から野党幹事長会談の隣室で待機

12:45 党 代議士会(予定通り)

15:00 財務省文書改ざん問題 野党6党合同院内集会(司会進行)

15:30 野党国対委員長連絡会

17:00 党 政調審議会(予定通り)

18:00 支援組織関係者と会食

世の中には「スケジュール管理」という言葉がありますが、私の場合は「スケジュール管理危機」状態です。日程表をご覧いただければすぐお気づきの通り、予定していない会議が次から次に入ってきます。

そして日程には、次の法則があります。

1.すでに予定していた会議より、急に決まる会議の方が優先度が高い。

2.政策に関わる仕事(サブ)より、連絡調整に関わる仕事(ロジ)の方が優先度が高い。

3.やりたい仕事(原発、外交、教育等)よりも、やるべき仕事(調整業務、会議の司会、国会待機等)の方が優先度が高い。

というわけで、秘書が前夜に用意してくれた日程表は、翌日夕方には原型をとどめていません。手書きの修正だらけの日程表を胸ポケットにしまい、今日も国会の廊下を走り回っています。