子どもと教育

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オンライン教育は最小に!【差別や偏見をなくすための接触】

ノーベル経済学賞を2019年に共同受賞したアビジット・バナジー氏とエステル・デュフロ氏(ともにMIT教授)は、著書「絶望を希望に変える経済学」のなかで次のように述べます。人種差別、反移民感情、支持政党のちがいによるコミュニケーション...
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バイデン政権で変わる世界:民主主義の再生なるか?

米国大統領選挙はバイデン勝利が確実という情勢になりました。バイデン氏は大統領就任の1日目にパリ協定に復帰すると宣言していました。菅政権が2050年までの脱炭素化を宣言したのも、バイデン政権誕生を見越していたのだと思います。その点では...
政治の動きと分析

日本学術会議の報告書を読んでみると

ふと思いましたが、日本学術会議を批判している政治家は、日本学術会議の報告や提言をちゃんと読んだことがあるのでしょうか。報告や提言を読んだ上で「既得権だ」「行革だ」「廃止だ」と言っているのでしょうか。読まずに批判するのは論外という気が...
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先進国最低の「子どもの幸福度」

西日本新聞(9月4日)朝刊に「子どもの幸福度日本最低水準」という記事が出ていました。先進国・新興国38か国の子どもの幸福度を調査したユニセフの報告書によると、日本の子どもは生活満足度の低さ、自殺率の高さから「精神的な幸福度」が37位...
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「STEM教育は間違い」という生物学者

ハーバード大学名誉教授で生物学・昆虫学の世界的な権威のエドワード・O・ウィルソン氏は、最近よく聞く「STEM(ステム)教育」を次のように批判しています。おもしろかったので引用します。アメリカには「STEM」という教育システムがあって...
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世界大学ランキングを軽視すべき理由(4)

このシリーズも第4回目です。今日のブログも長いですが、これで終わりにします。これまで大学の世界ランキングが信用できない点を述べてきましたが、世界ランキングを重視して大学改革を進める弊害について述べます。大学の世界ランキングの順位を上...
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世界大学ランキングを軽視すべき理由(3)

「世界大学ランキングを軽視すべき理由」シリーズの第3弾です。今回は「英語という要素を除けば、日本のトップクラスの大学の実力は低くない」点を述べます。世界大学ランキングは各国のトップ校を比較するランキングなので、比較対象は日本のトップ...
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世界大学ランキングを軽視すべき理由(2)

世界大学ランキングを軽視すべき理由シリーズ第2弾です。まず世界ランキングのトップ100にどの国の大学が入っているかを見てみます。何といっても安倍政権の大学教育政策の成果指標には「世界大学ランキングトップ100にわが国の大学10校以上...
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世界大学ランキングを軽視すべき理由(1)

先日(6月3日)、英国の高等教育専門誌THE(TimesHigherEducation)がアジアの大学ランキング2020年版を発表し、東京大学が7位、京都大学が12位に入ったことが報道されていました。日本を代表する東京大学や京都大学...
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9月入学論に見る知事のポピュリスト政治家化

新型コロナウイルス感染防止のための学校休業を受け、一時的に9月入学導入論が盛り上がりました。しかし、検討してみると現実的でないことがわかり、導入は見送られました。この経緯をふり返ってみると、一時的な人気取りに走るポピュリスト政治家の...