子どもと教育

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子どもの居場所としての図書館

いま夏休みですが、今年は特に暑いですね。福岡は35度といった猛暑日が続いています。こういう暑い夏に、今どきの子どもたちはどうやって夏休みを過ごしているのでしょうか? 小学生時代の私は、スポーツも習い事も一切せず、中学受験とも無関係だ...
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なぞの献本:「岐路に立つ移民教育」

昨日、ナカニシヤ出版さんから「岐路に立つ移民教育:社会的包摂への挑戦」という本が届きました。封筒には「献本」と書いてあり、著者または出版社からのご厚意による寄贈ということがわかります。 内容的には、フランス、ドイツ、オランダ、スペイ...
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小学校の英語教科化は正しいのか?【私の不人気な英語教育論】

一般的に英語教育は保護者から人気があります。経済界も「グローバル化に向けて」という理由で、英語教育の早期化を提言してきました。「韓国や中国に負けるな」と小学校から英語を教えようという圧力は高まる一方です。ただし、人気がある政策が、効...
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子どもの貧困への無関心

今朝(7月31日)西日本新聞の一面トップは「子の貧困 実態把握進まず」という記事でした。子どもの貧困の実態調査を進めている九州の市町村は、わずか4%だそうです。子どもの貧困に真剣に取り組んでいない自治体が多いということなのでしょう。...
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安倍政権の「教育再生」でいいのか?

参議院選挙で教育政策はあまり争点になっていません。教育大学出身の私としては、安倍政権の教育政策に対しては言いたいことがたくさんあります。現政権の教育政策の何が問題でしょうか?
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大学の世界ランキングに意味はあるのか?

イギリスのタイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education; THE)の2016年のアジア大学ランキングが発表されました。東京大学は過去3年連続アジアで1位でしたが、2016年に突然7位に転落し、話...
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大学で教えてよかったこと

昨年、北海道大学で夏季集中講義の非常勤講師を務めました。そのとき教えた学生のひとりからメールをもらいました。政府の奨学金をもらって海外の大学院に留学するという、近況報告でした。彼も北大の多くの先生方からいろんな講義を受けたことでしょ...
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Jリーグと被災地の子どもたち

今朝(4月23日)のNHKニュースによると、J2リーグの「ロアッソ熊本」の選手たちが避難所の子どもたちとサッカーをしたそうです。選手のなかには、自分自身も被災して避難所にいる人もいたようです。震災関連では痛ましい報道が続きますが、珍...
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子どもの貧困の深刻さ

国連児童基金(ユニセフ)が、「高所得国の不利な立場の子どもたちの不平等(inequality on the most disadvantaged children in high income countries)」についてのレポー...
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SEALDsの学生を表彰する大学

卒業のシーズンが終わって入学のシーズンですが、わが母校の国際基督教大学(ICU)の卒業式について書かせていただきます。ICUは、卒業式でSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)で活躍した学生を表彰しました。SEALDsとい...