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社会と市民活動、NPO

国家が寄付を集めるべきか?

安倍政権の子どもの貧困対策はピント外れです。政府は、鳴り物入りで昨年10月に「子供の未来応援基金」というのをつくり、民間に寄付を呼びかけています。「目的は正しいけれど、手段が間違っている」という政策の典型例です。この政策は官と民の役...
子どもと教育

SEALDsの学生を表彰する大学

卒業のシーズンが終わって入学のシーズンですが、わが母校の国際基督教大学(ICU)の卒業式について書かせていただきます。ICUは、卒業式でSEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)で活躍した学生を表彰しました。SEALDsとい...
政治の動きと分析

民主主義の後退:日本は?

今朝(3月20日)の西日本新聞の報道によると、東南アジアの優等生だったタイでは、民主主義が後退しています。軍事政権が新憲法草案をつくり、上院議員の選挙をやめて、軍事政権が上院議員を任命することになるそうです。政党や政治家の活動が制限...
政治の動きと分析

新党「民進党」にかける思い

私の3期(約9年2か月)の衆議院議員生活は試行錯誤の連続でした。JICAやNGOでの仕事を通じて政治家の影響力の大きさを知り、政治の重要性を知りました。NGO時代には、日本の難民政策やNGO支援策を変革するために、国会議員に働き掛け...
子どもと教育

修猷館大文化祭に参加

先日、早良郵便局に速達を出しに行こうと歩いていたら、修猷館高校の文化祭のポスターを発見しました。題して「修猷大文化祭」でした。修猷館高校といえば、黒田藩の藩校以来の名門校です。福岡県内の県立高校では、伝統や進学実績でピカイチです。 ...
暮らしと経済

アベノミクスVS 民主党政権

残念ながら世間では「民主党政権はダメだった」という認識が定着していますが、民主党政権はそんなにダメだったのでしょうか? 民主党政権が約3年3か月でした。安倍政権発足から約3年3か月たったので、両政権の政策を比較するにはよいタイミング...
平和と外交

防衛大生と集団的自衛権

今年の防衛大学卒業生の任官拒否が、前年に比べて2倍に増えたそうです。「前年比2倍」というのは尋常ではありません。雇用情勢の改善も一部影響しているかもしれませんが、おそらく大きな原因は集団的自衛権の問題だと思います。防衛省幹部も「集団...
暮らしと経済

アベノミクスの誤算:円安で輸出減?

経済学の常識に照らせば、円が安くなると、輸出が増えるはずです。アベノミクスの円安誘導は、輸出を増やす「はず」でした。 たとえば、日本の企業が、1ドル80円で1万ドルのモノを輸出すれば、80万円の収入です。ところが、1ドル120円で1...
子どもと教育

世界大学放浪記

教育学専攻ということもあり、大学で教育を受けるのも、大学生を教育するのも、教育政策を考えるのも好きです。大学と名のつくところで学業に専念したのは5年半ですが、その間に3か国の大学で学びました。 最初は国際基督教大学(ICU)です。I...
政治の動きと分析

新しい党名「民進党」

新しい党名が決まりました。「民進党」だそうです。私の推していた「立憲民主党」は採用されず。もちろん決定には従いますが、残念です。 どういう意味や願いをこめて「民進党」としたのかは、まだよくわかりません。政党名は政治理念や政治哲学を示...