立憲民主党

国会質問についての石破氏の見識

安倍一強のもとで安倍総理に物申す自民党議員は絶滅寸前です。しかし、その中にあって、まっとうな意見を言っている自民党議員も少数いらっしゃいます。石破茂衆議院議員があまりにもまっとうなご意見を述べられていたので、そのまま引用させていただきます。

*K&Kプレス「月刊日本」2018年1月号、11ページより

我々は自民党の大先輩たちから「自民党は与党として法案にしろ、予算にしろ、政府と事前に議論し調整しているのだから、野党に質問時間を多く配分するのは当然だ」とずっと教わってきました。

そもそも与野党の質問時間を2対8にしたのは自民党です。2010年の参院選で民主党が惨敗して「ねじれ国会」になった後、自民党が民主党を突き上げて野党の質問時間を増やしたのです。野党のときに質問時間を増やせと主張していたのに、与党になったら反対のことを主張するというのは、おかしいのではないか。

国会質疑は、野党の質問に的確に答えることで政府の正当性を国民に知らしめるこの上ない機会です。与党のヨイショ質問に答えても効果はありません。私は閣僚を六年ほど経験しましたが、野党の質問に答えることを大切にするとともに、やり甲斐を感じてきました。「もっと聞いてくれ、どんどん質問してくれ」という気持ちでした。

なんの補足説明も必要ないほど、野党の質問時間削減の問題点をクリアに説明しているインタビュー記事だと思います。

ポスト安倍候補のひとりの石破さんの見解は正論です。こういう姿勢が、いまの安倍政権にはまったくありません。国民に対して国会で丁寧に説明するというのは、議会制民主主義の基本の基本です。石破さんの正論が通らないのが、今の自民党の最大の問題です。

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