立憲民主党

世界のトレンド「多数のための政治」

2019年2月21日
政治の動きと分析

米国のサンダース上院議員が、民主党の大統領候補として再び出馬すると表明しました。前回の民主党予備選では、若年層の支持を伸ばし、ヒラリー・クリントン候補に迫る大健闘をしました。

サンダース氏は再出馬表明で「少数ではなく、多数のための政府・経済をつくっていきたい」と述べたそうです。ネットで原文を探してみたら、サンダース氏の言葉に以下の表現がありました。

transform the country for the many, not the few

なんとイギリス労働党の前回総選挙のキャッチコピーとまったく同じです。その労働党のマニフェストが手元にありますが、表紙には同じ文言が書いてあります。

FOR THE MANY, NOT THE FEW

労働党のコービン党首は、サンダース氏と会って影響を受けたと報道されているので、どっちがどっちを真似したかわかりません。しかし、アメリカ民主党の有力な大統領候補とイギリス労働党の党首が、まったく同じ言葉をキャッチコピーに採用してるのは興味深いです。

英語だとシンプルな「For the many, not the few」は、日本語だと「少数のためではなく、多数のための政治」でしょうか。日本語だとシンプルさが減りますが、それでも魅力的なキーワードだと思います。

右派的ポピュリズム政治への対抗軸として「少数のためではなく、多数のための政治」を掲げるのが、リベラル政党の世界標準になりつつあるのかもしれません。

少数の富裕層がますます豊かになる政策より、国民の大多数が支え合って安心して暮らせる社会こそ、めざすべき方向性だと思います。

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