平和と外交

平和と外交

ジブチの自衛隊基地はまだ必要なのか?

インド洋のソマリア沖海賊に対処するために、日本政府は2009年から海上自衛隊の護衛艦2隻(現在は1隻に減)と対潜哨戒機のP3Cを2機派遣しています。対潜哨戒機のためにインド洋に面したアフリカのジブチに航空基地もあります。国連安保理決...
平和と外交

安倍政権4年の外交・安全保障をふり返る

朝に駅頭でビラを配っておりますが、たとえば次のような内容です。ご参考までに年明け配布予定のビラの内容を転記させていただきます。長いですが、ご一読いただければさいわいです。
平和と外交

南スーダン武器禁輸決議を邪魔する日本

安倍外交の迷走が続いています。日本政府は、南スーダンへの武器禁輸に関する国連安全保障理事会決議の足を引っ張っています。しばしば「米国追随外交」と揶揄されますが、米国の国連大使に非難されるほど、毅然とした態度で足を引っ張っています。そ...
平和と外交

安倍外交はうまく行っているのか?

急に、安倍総理が真珠湾に行ってオバマ大統領と会うことになりました。それ自体はよいことですが、背景にうさん臭いものを感じます。日露交渉の成果が乏しそうなので、それをごまかすために、真珠湾訪問で支持率アップを狙うつもりなのでしょう。いよ...
平和と外交

トランプ政権を占う(2)国際政治版

この前のブログから日がたってしまいましたが、「トランプ政権を占う」の第2回です。 【予測1】アメリカの外交力・軍事的影響力は低下し、世界は混乱に向かう。 しばらくアメリカ外交は混乱し、外交力・軍事力に関しては大きく力を失うことになる...
平和と外交

施設部隊が「駆け付け警護」をやってよいのか?

なんか「駆け付け警護」って違和感のある日本語ですね。対義語は、「固定警護」とか、「歩いて警護」とか、そういうことでしょうか。 昨日、「“駆け付け警護”って英語でなんて言うんだろう?」という議論になりました。かなり無理してつくった造語...
政治の動きと分析

トランプ政権を占う(1)国内政治版

トランプ大統領がどういう政権運営を行い、アメリカと世界をどうしようとしているのか、世界が注目しています。私も気になります。そこで新聞やテレビ、ネット等の公開情報と既知の知識だけを頼りに、「頭の体操」として大胆に大雑把にザックリとトラ...
平和と外交

トランプ政権で気の毒な米外交官

たまたま「パブリック・ディプロマシー戦略」(金子将史、北野充編、PHP研究所)という2年半ほど前に出版された本を読んでいたら、在日米国大使館の広報・文化交流担当公使のマーク・J・ディビッドソン氏の小論文が載っていました。 そのなかで...
平和と外交

トランプ大統領誕生と首相公選制

トランプ大統領誕生。驚きました。アメリカの民主主義を理解できないことが時々あります。私の友人たちの大半は、驚き残念がっています。 ハーバード大学名誉教授で歴史学者の入江昭氏は次のように述べます。 トランプ氏のように無知で教養のない人...
子どもと教育

高校の講義メモ(2):国際協力は必要なのか?

高校での講義メモシリーズの第2弾です。この講義は「国際協力論」というタイトルで15名ほどの生徒が受講してくれます。この高校の選択授業はけっこう柔軟で、「部活で出席できない生徒」とか、「先生の個人指導が入って出席できない生徒」とか出る...