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子どもと教育

なぜ日本の公教育費は少ないのか【書評】

久しぶりに書評ブログです。今日のおすすめは「なぜ日本の公教育費は少ないのか」という本。2014年度の「サントリー学芸賞(政治・経済部門)」を受賞した名著です。著者は、私と同世代の教育学者で大阪大学准教授の中澤渉氏です。 この本の要旨...
暮らしと経済

世界の自然エネルギー革命と後れる日本

4月から駅で配る予定のビラの原稿です。駅でお会いしない方も多いので、ブログでご紹介させていただきます。 ----------------------------------------- 世界の自然エネルギー革命と後れる日本 世界で...
子どもと教育

道徳教育は国の仕事か?

政治家のなかには道徳教育が好きな人が大勢います。しかし、道徳教育を説いておきながら、不道徳なことをやる人もいます(名前は言えませんが、国会議員のなかでも具体的な顔はすぐ浮かびます)。森友学園のあの方もその典型でしょう。道徳教育の強化...
子どもと教育

男性と女性の能力差と大学進学率

外国語学習の本を読んでいて、男女の言語能力の差に関し、「なるほど」と思う記述に出会いました。 「女性のほうが男性よりも外国語学習に向いている」というのはある程度言えるのかもしれません。(中略)外国語ではなく母語の言語能力という点に関...
政治の動きと分析

党大会の井手英策さんスピーチ

先日の民進党の党大会で評判がよかったのが、慶応大学の井手英策教授のスピーチでした。井手教授は、民進党の「尊厳ある生活保障総合調査会」のコーディネーターです。井手さんのような新進気鋭の学者にとっては、特定の政党と近いと見られるのはリス...
暮らしと経済

自然エネルギーがすごいことに!

現職議員だったころは週1回以上のペースでエネルギー政策の勉強会や会合に参加し、最新のトレンドに接する機会も多かったのですが、浪人してから勉強を怠っていました。わずか2年ちょっとエネルギー政策の勉強をさぼっている間に世界の自然エネルギ...
子どもと教育

時代により異なる「格差是正」の意味

過去には、今から振り返るとあっと驚くような政策が時々あります。教育政策の本を読んでいて、驚くような「格差是正策」を知ったので、ご紹介させていただきます。ちょっと長くなりますが、背景からご説明します。
平和と外交

中国は米国を抜くか?

歴史家のポール・ケネディの見解によれば、米国が世界の政治的中心として欧州を追い越したのは1917年頃だそうです。ポール・ケネディ流にいえば、2017年は米国が世界の中心になって100周年という節目の年です。100年目にトランプ大統領...
社会と市民活動、NPO

みんなでみんなを支える社会へ

ふだん駅でチラシを配布しておりますが、次号は以下の内容です。またしても、われながら硬い内容のチラシをつくってしまいました。しかし、「簡単な内容にしないと有権者は読んでくれない」と決めつけるのも、ある意味で失礼な話だと思います。「有権...
平和と外交

ロヒンギャ問題と日本

日本ではミャンマーの「ロヒンギャ」問題はあまり知られていないかもしれませんが、日本にとっても他人事ではなく、日本としても積極的に問題解決に動くべき課題です。まずロヒンギャ問題の概要を箇条書きします。 1.ロヒンギャはミャンマー(ビル...