暮らしと経済

暮らしと経済

成長する国 沈む国(その1)

大手投資銀行のストラテジストのルチル・シャルマ氏(インド人)の「シャルマの未来予測:これから成長する国 沈む国」という本、おもしろかったです。長くなってしまったので、3回にわけて連載します。 思いつきや印象論ではなく、さまざまな要素...
暮らしと経済

アベノミクスの「ウラの3本の矢」

地元で配布している国政レポート24号の内容の転載です。ご一読いただければさいわいです。 アベノミクスの「ウラの3本の矢」 安倍政権のアベノミクスの「3本の矢」といえば、①異次元の金融緩和と円安誘導、②財政出動による公共事業、③規制改...
暮らしと経済

人口減少時代の都市(諸富 徹 著)【書評】

ふと手に取って大当たりだった本「人口減少時代の都市」をご紹介させていただきます。地味な見た目の本ですが、とてもおもしろかったです。お薦めポイントは、①自治体の公営自然エネルギー事業、②空き家や空き地を買い上げ、再開渇したり緑地や公園...
暮らしと経済

恥ずべき日本の海洋プラスチック政策

カナダで開催されたG7サミットでプラスチックごみによる海洋汚染問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書が取りまとめられました。しかし、大変残念なことに日本とアメリカは署名しませんでした。情けないです。 漁業や生態系に重大な悪...
暮らしと経済

最低賃金と生産性:日本の労働者の悲劇

日本の労働生産性は、いまや先進国で最低水準です。多くの人は、次のようなイメージを持っていると思います。 1)日本人の平均的な教育水準は高い。 2)加えて、日本人は勤勉である。 3)したがって、日本人の労働生産性は高い。 しかし、実際...
暮らしと経済

カジノ法案とアベノミクス

いま国会ではカジノ法案が議論されています。日本は先進国でギャンブル依存症の割合が高い国です。厚生労働省の調査によれば、病的賭博の推定有病率は、男性で9.6%、女性で1.6%とされており、先進国平均の1.5~2.5%に比べて極めて高い...
子どもと教育

ドイツの科学技術政策の成功

ドイツのメルケル政権は2005年以来の長期政権ですが、ドイツの科学技術政策は高く評価されています。それに対し、安倍政権もそこそこ長期政権ですが、科学技術政策にお金をかけている割に国際的評価を下げ続けています。大学教育政策でもドイツの...
暮らしと経済

アベノミクスはうまく行っているのか? 【円安誘導】

安倍総理は「アベノミクスのおかげで名目GDPが50兆円増えた」という趣旨のことを選挙演説で言ってました。これはおおむね正しいです。しかし、“名目GDP”が増えたところで、実質賃金は上がっていません。円安誘導で物価が上がっているので、...
暮らしと経済

原発ゼロ基本法案骨子へのご意見募集

立憲民主党は3月9日をめどに国会に「原発ゼロ基本法案」の提出を予定しております。その骨子案ができ、市民の皆さんのご意見を募集しております。まずは「原発ゼロ基本法案」の内容をご覧いただき、その上でご意見がある方はふるってご連絡ください...
暮らしと経済

原発ゼロ基本法タウンミーティングのお知らせ

立憲民主党は衆院選公約で「原発ゼロ基本法の策定」を掲げました。さっそく今国会に議員立法の「原発ゼロ基本法」を提出する予定です。 その法案の骨子ができあがりましたので、それについて国民の皆さまの声を聴き、法案の最終案に反映させるため、...