暮らしと経済 ベーシックインカム:アラスカ州 ベーシックインカムは右でも左でも一定の人気を博している不思議な制度です。「ベーシック」が「基礎的」で、「インカム」が所得なので、「基礎的所得補償制度」とでも訳せるかもしれません。「ベーシックインカム」の一般的な定義は以下のようなもの... 2019年 03月 10日 暮らしと経済
暮らしと経済 定年延長と米国防総省の“ヨーダ” 安倍政権の政策のなかにも時々はまともな政策もあります。現政権が、国家公務員の定年を60歳から65歳に延長する法律案を準備しているとの報道がありました。まともな政策だと思います。60歳以後の給与を減らすといった点は気になりますが、方向性はおおむね正しいと思います。 2019年 02月 19日 暮らしと経済
暮らしと経済 子育て世代が流出する福岡市 西日本新聞(2月9日朝刊)に総務省の2018年人口移動報告が載っていました。福岡市の転入・転出超過数のデータが目を引きました。福岡市の転入超過 : 6,138人(うち 0~14歳): -467人(うち 15~64歳): 5,822人... 2019年 02月 09日 暮らしと経済
暮らしと経済 「幸福研究」のいま ブログのタイトルが「幸福研究」だと、「山内さん、どうしちゃったんだろう?」「変な自己啓発本にでもハマったのかな?」と心配される方もいるかもしれません。「〇〇の科学」みたいな新興宗教もありますね。一昔前には「幸福研究」などという学問領... 2019年 02月 07日 暮らしと経済
暮らしと経済 「選択と集中」による「切り捨て」 山下祐介准教授(首都大学東京)の「地方消滅の罠」は考えさせられる本でした。山下先生は「限界集落の真実」という本も書かれていて、その本がおもしろかったので、「地方消滅の罠」も読んでみることにしました。*ご紹介する本:山下祐介、2014... 2019年 01月 28日 暮らしと経済
暮らしと経済 歴史にまなぶ産業の盛衰 地元支援者の方から早良区のある集落の郷土史の本をいただき、おもしろくて一気に読み終えました。実家の筑紫野市原田から山を越えればそんなに遠くない土地ですが、似ているところも似てないところもあります。方言などはほとんど同じですが、微妙に... 2019年 01月 13日 暮らしと経済
暮らしと経済 アベノミクスの終わり 今朝(1月10日)の西日本新聞報道によると、2018年の株式売買で外国人投資家の売越額が5兆7448億円にのぼったそうです。5兆円超の売り越しというのは、「ブラックマンデー」の米国株式市場暴落の1987年に次ぐ数字であり、リーマンシ... 2019年 01月 10日 暮らしと経済
暮らしと経済 住宅ローン減税より住宅補助手当を 先日、自民・公明の両党は与党税制改正大綱を決め、景気刺激策として住宅ローン減税の期間を10年から13年に延長することになりました。住宅ローン減税には問題があります。住宅ローン減税は中所得層・富裕層に有利な税制です。住宅ローンを組める... 2018年 12月 17日 暮らしと経済
暮らしと経済 新たな外国人材受け入れ政策について 今回の臨時国会では「入国管理及び難民認定法」の改正案が、安倍政権の目玉法案になっています。この法案には大きな問題があります。単純労働の労働力受け入れを拡大することによる問題もあれば、受け入れ体制の問題もあります。単純労働者の受け入れ... 2018年 11月 15日 暮らしと経済
暮らしと経済 ポール・クルーグマン「格差はつくられた」【書評】 時事ネタの本は、古くなると古本屋で激安になります。2008年刊の古い本ですが、タイトルにひかれてブックオフで360円で買ったのが、ポール・クルーグマン著「格差はつくられた」です。2007年ごろのアメリカ政治の雰囲気もよくわかり、ヒッ... 2018年 09月 09日 暮らしと経済書評