子どもと教育

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学生時代のノートを読み返して

むかし使っていた備品や資料が必要になったので、実家にあずけておいた段ボール箱をひらいていたら、学生時代のノートが出てきました。なつかしくなって読み返してみたら、国際基督教大学(ICU)の学生時代のことを思い出しました。
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ドイツの科学技術政策の成功

ドイツのメルケル政権は2005年以来の長期政権ですが、ドイツの科学技術政策は高く評価されています。それに対し、安倍政権もそこそこ長期政権ですが、科学技術政策にお金をかけている割に国際的評価を下げ続けています。大学教育政策でもドイツの...
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民主主義と教育「自由のための計画」

今日は憲法記念日です。安倍総理がヘンテコな憲法改正をもくろんでいますが、それ以前に今の政治状況は、民主主義の危機だと思います。国会で財務省の役人がウソの答弁をする。決裁文書が改ざんされる。防衛省が日報を隠す。自民党の陣笠議員が、文科...
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大学入試の英語業者テストの弊害

安倍政権の「教育再生」はいろいろ問題があります。そのひとつが民間業者や教育産業への利益誘導ではないか思うような「改革」です。たとえば、2020年度から大学の英語民間試験の導入が決まっています。認定された民間業者による英語の試験を大学...
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反教養の理論:大学改革の錯誤【書評】

平日は予算委員会で忙しく、ブログを書く時間もありません。週末に福岡に戻った時の早朝や深夜にしかブログを更新する時間もない日々が続きます。予算委員会が終われば少しはマシになると願いつつ、今日は移動中に読んだ本の感想文です。 知り合いの...
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アルマーニの制服への違和感

東京都中央区の区立泰明小学校の制服(標準服)に8万円のアルマーニの制服を導入することの是非が話題になっています。言語道断だと思います。 そもそも小学校に制服はいらないと思います。百歩譲って私立小学校であれば、親の選択の自由でもあるの...
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OECD加盟国で最低の教育支出

OECDが9月12日に発表した教育機関への公的支出のGDP比は、OECDの34か国中で日本は最下位でした。GDPに占める公的な教育支出の割合は3.2%ですが、OECD平均の4.4%を下回っています。 OECDの平均よりもGDPの1%...
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日独の科学政策:首相のちがい

西川伸一さんという方が書いた「ドイツ科学の卓越性の秘密」という記事がとても興味深かったので、ご紹介します。 ざっと要約すると; 1)安倍首相の科学政策についての考えは間違い。日本の科学の未来は暗い。 2)メルケル首相のもとでドイツの...
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大学生向け講演「歴史に学ぶ」

民進党の福岡県連青年委員会は、毎年研修合宿を行っています。研修のテーマは年によって異なりますが、今年のテーマは「外交・安全保障」でした。民進党福岡県連には学生部というのがあり、研修合宿に参加するのも大学生が中心です。 その研修の最後...
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大学と政治【日英比較】

森友学園と加計学園という二つの学園物語のおかげで、いま文部科学省や大学、学校をめぐる問題が政治の話題になっています。加計学園の獣医学部の新設問題を見ていると、大学は政府や政治家に「お願い」するのが、当たり前というのが日本の風土である...