政治の動きと分析

政治の動きと分析

安倍政権6年半をふり返る(7):忖度の何が問題か?

安倍政権の6年半をブログでふり返る参院選特別企画の第7弾です。2017年7月10日付ブログ「忖度政治の何が問題か?【政と官のあり方】」の再掲です。すごく長いので、ご注意ください。ブログというより小論文という感じです。 忖度政治の何が...
政治の動きと分析

安倍政権6年半をふり返る(5):世襲格差と政治

安倍政権の6年半をブログでふり返る参院選特別企画の第5弾です。自民党の世襲議員率の高さは異常です。世界でも類を見ないと思います。安倍内閣の閣僚は半分くらい世襲議員です。その代表が安倍総理と麻生副総理です。2016年6月3日ブログの再...
政治の動きと分析

テレビの出演者の決まり方

突然決まったことですが、本日(6月19日)20時からBSフジの「プライムニュース」という番組に生出演することになりました。 今日は、討論番組やニュース番組に各党の議員が出演する時に「どうやって出演者が決まるのか」という過程(プロセス...
政治の動きと分析

安倍総理にとっての参院選勝敗ライン:3分の2

5月29に市民連合と野党各党は政策協定を結び、参議院選挙に向けた体制づくりが進みつつあります。5月28日には野党党首会談が開かれ、全国に32ある参院選一人区で候補者を一本化する方針を確認し、30選挙区で候補者が絞られつつあります。一...
政治の動きと分析

安倍総理の「悪夢」発言と社会の分断

ちょっと前の安倍総理の「悪夢」発言は、安倍総理の代議制民主主義に対する誤った認識を象徴しています。選挙中の安倍総理の「こんな人たち」発言とも同根です。 与党と野党を問わず、国会議員は「すべての国民」を代表するものとされます。しかし、...
政治の動きと分析

「野党には人材がいないから政権を担えない」は本当か?

野党に対する不安や批判のなかでよくあるのは「野党に人材がいない」というものです。しかし、本当に立憲民主党などの野党に人材が全然いないのでしょうか? 自民党にも優秀な政治家はもちろんいます。現政権の主要閣僚でいえば、菅義偉官房長官や河...
政治の動きと分析

統計不正などの忖度政治を生む原因

毎月勤労統計の不正でも首相秘書官の関与が明らかになりました。官邸主導と官邸一極集中の弊害、忖度政治の問題があらためて注目を集めています。 官僚主導の政治から政治主導(内閣主導)の政治への転換をめざし、橋本行革以来、内閣機能(官邸機能...
政治の動きと分析

世界のトレンド「多数のための政治」

米国のサンダース上院議員が、民主党の大統領候補として再び出馬すると表明しました。前回の民主党予備選では、若年層の支持を伸ばし、ヒラリー・クリントン候補に迫る大健闘をしました。 サンダース氏は再出馬表明で「少数ではなく、多数のための政...
政治の動きと分析

「野党はひとつになれ」は正しいか?

参議院選挙や野党共闘に関し、街でよく言われるのは次のご意見です。 安倍政権を倒すために野党はひとつになるべきだ。立憲民主党は、国民民主党と一緒になった方がよい。 この意見の背景には、次の2つの暗黙の前提があると思います。 1)二大政...
政治の動きと分析

直接民主主義の危うさ

イギリスのEU離脱問題やアメリカのトランプ大統領を見ていると、国民投票や直接民主主義の危険性をあらためて実感します。 民主主義が機能不全を起こしている時の国民投票には大きなリスクがあります。EU離脱の引き金になったのは、国民投票でし...