政治の動きと分析

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チャーチル首相と菅首相の権力行使のちがい

菅首相が日本学術会議の新会員候補者6名を任命しなかったことが批判を浴びています。首相には任命権がありますが、日本学術会議が推薦した候補者が任命されなかったのは初めてのことです。安倍政権に批判的な言動をとった学者を排除していることは明...
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立憲民主党という名の新党の意義

新党の代表に圧倒的な票差で枝野幸男氏が選ばれ、政党名「立憲民主党」で合流新党がスタートします。代表も党名も変わらないので、まったく「新しい」というイメージはありません。しかし、表面的な変化はありませんが、内実では大きな変化があります...
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枝野選対の事務局次長に就任

立憲民主党と国民民主党、無所属の議員が結集する新党の代表選が始まりました。党員やパートナーズ、地方議員が参加する形の代表選でないのは残念ですが、立憲民主党と国民民主党の間で党員制度やパートナーズ制度のちがいもあり、また両党の党組織の...
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自民党総裁になってほしくない議員NO.1:野田聖子さん

報道を見る限り、自民党の総裁選はすでに菅総裁誕生で固まったようです。党員投票は行わず、派閥の数合わせで一気呵成に菅政権誕生の道筋ができました。いつか見た風景です。自民党の派閥政治はまったく変わっていないことがよくわかりました。やっぱ...
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いつか見た風景:自民党の派閥総裁選

先週金曜日(8月28日)の安倍総理の辞任にともない、ポスト安倍レースが急展開しています。報道を見る限りでは、アッいう間に菅総理という筋書きができつつあるようです。二階幹事長のグループが菅氏を推し、麻生副総理も岸田政調会長をあきらめて...
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安倍総理の突然の辞任

昨日(8月28日)安倍総理が辞任を表明しました。体調不良で総理を辞めるのは2度目ですが、まさか同じ理由で総理を辞任するとは予想していませんでした。驚きました。よほど体調がお悪いということもあるでしょうが、臨時国会までに自民党総裁選を...
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合流新党への批判:選挙目当て、数合わせ、野合

立憲民主党と国民民主党との合流に関する報道では、「批判になっていない批判」をよく見かけます。まともに相手にする価値もないかもしれませんが、念のためコメントします。「選挙目当て」今朝(8月28日)の朝日新聞に「与党などから『選挙目当て...
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合流新党についての米国メディアの見方

今朝(8月20日)日本経済新聞が、立憲民主党と国民民主党の合流新党についての海外メディアの見方を載せていました。米国ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局長のピーター・ランダース氏の次のコメントが興味深かったです。米国は11月の大...
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立憲民主党と国民民主党の合流の意義を数字でみる

立憲民主党と国民民主党が合流して新党を結成することが決まりました。先週(8月13日)に立憲民主党の両院議員懇談会が開かれ、新党の綱領案や規約案が全会一致で承認されました。両院議員懇談会で合流に反対の議員は一人もいませんでした。国民民...
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日米の「世襲される『上から目線』」

最近の日本経済新聞は、翻訳記事が特におもしろいです。英国の「フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)」を買収して傘下に収めたおかげでしょうか。親会社の日本経済新聞紙よりも、子会社のフィナンシャル・タイムズの方が世界...