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暮らしと経済

風力発電はやっぱり有効

先日のブログ「ドローダウン:地球温暖化を逆転させる100の方法」の続きです。地球温暖化対策として有効性の第1位は意外にも「冷媒」でしたが、第2位は「陸上風力発電」でした。 さらに「洋上風力発電」が第22位なので、陸上風力発電と洋上風...
暮らしと経済

地球温暖化を止める100の方法

最近出た「ドローダウン(Drawdown):地球温暖化を逆転させる100の方法」という本の紹介です。地球温暖化をくい止める対策を効果のある順に100位までランキングをつけた本です。 意外な対策が上位だったりして、おもしろくて役に立つ...
暮らしと経済

ワクチン特許の一時放棄と幻の国会質問

今朝(5月8日)西日本新聞報道によると、新型コロナウイルスのワクチン特許の一時放棄をめぐるWTOの議論で各国の足並みが乱れているそうです。発展途上国へのワクチンの供給拡大につながるとして、米国が容認を表明し、フランスも支持しています...
平和と外交

ケネディ政権のキューバ危機:失敗と成功【超予測力3】

書評の「超予測力」ブログの最後です。ケネディ政権では、最悪の失敗も、最高の成功もキューバに関係がありました。ケネディ政権の最大の汚点はいわゆるピッグス湾事件です。1961年にCIAが亡命キューバ人を訓練して、フィデル・カストロ政権を...
政治の動きと分析

専門家による政治予測【超予測力2】

前回ブログの続きです。テトロック教授の先行研究「専門家の政治予測:どれだけ正確か、どうすればそれがわかるのか」という論文の結論は、「専門家の予測はチンパンジーが投げるダーツとだいたい同じ」でした。 研究対象となった「専門家」には、大...
政治の動きと分析

お薦めの本「超予測力」ご紹介【超予測力1】

この本は書名(タイトル)がイケてませんが、すごくお薦めです。タイトルが「超予測力」では、書店で見かけても手が伸びません。なので、出版されてから5年近くも気づきませんでした。 共著者のひとりダン・ガードナー氏の名前に見覚えがあったので...
社会と市民活動、NPO

バイデン政権の「市民気候部隊」もすばらしい!

またしてもバイデン政権の政策の宣伝(?)です。バイデン政権の成長戦略第一弾に「市民気候部隊(CCC: Civilian Climate Corps)」の創設という新政策が含まれています。 これはフランクリン・ローズヴェルト大統領(民...
政治の動きと分析

バイデン政権の成長戦略はすばらしい!

昨年の米国大統領選挙でバイデン大統領が勝って本当によかったと思うことがたびたびです。4月28日にバイデン政権が、成長戦略の第二弾として「米国家族計画」を発表しました。とてもよい内容だと思います。 成長戦略の第一弾はインフラ投資などの...
子どもと教育

子育て支援策を経済学者が分析すると

東京大学の経済学者の山口慎太郎教授は「家族の経済学」と「労働経済学」がご専門です。山口教授の新著「子育て支援の経済学」がおもしろかったので、内容の一部をご紹介させていただきます。 私は大学院で「教育経済学」のコースを履修していたので...
書評

新プロパガンダ論【書評】

いつもバランスの取れた政治論・メディア論を語る西田亮介氏(東工大准教授)の対談本の「新プロパガンダ論」のご紹介です。西田氏には「メディアと自民党」「情報武装する政治」などの著書があり、おもしろかった記憶があります。 西田氏の著書は、...