暮らしと経済

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「脱・小さな政府」と水道民営化

コロナ危機で明らかになったのは、「小さな政府」のかけ声のもとで公務員削減や歳出削減を続けた結果、危機に弱い政府になっていたということです。「小さな政府」は、結局のところ「小さなセーフティーネット」でした。最小限の公共サービスをめざし...
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ポストコロナ社会へ「グリーン・ニューディール」

ポストコロナの社会や経済は、これまでとは少し違う形になると思います。コロナで社会や経済が大転換するとは思いませんが、コロナ前からのトレンドが加速するといった変化はみられると思います。コロナ後の社会をつくっていく上で世界的にキーワード...
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韓国のインフルエンザ予防接種の無償化

先日(5月22日)の「インフルエンザ予防接種の無償化を!」というブログを書きました。エビデンスに基づかない思いつきのアイデアでした。しかし、衆議院本会議場で隣の席の逢坂政調会長に教えてもらったのですが、韓国政府が同じことを考えてすで...
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ポストコロナの経済:非接触化、非物質主義化

新型コロナウイルスは経済に大きな影響をおよぼしています。サービス業から自動車産業、建設業から農林水産業まで、影響を受けていない業界はあまりないでしょう。通販やインターネットゲームなどの一部の業種を除けば、マイナスの影響が圧倒的に多い...
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インフルエンザ予防接種の無償化を!

昨日(5月21日)の野党共同会派のコロナ対策会議で私は「2次補正予算にインフルエンザの予防接種の無償化を盛り込むべき」と提案しました。この提案は、現場の声を聞いたわけでもなく、ランセット(Lancet:世界的に有名な医学の学術誌)の...
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コロナ危機でわかった“エッセンシャル・ワーカー”

昨日(4月15日)のNHKの「ニュースウォッチ9」で新型コロナウイルス感染拡大のなか過酷な状況のもとで社会を支えるために働いている各国の「エッセンシャル・ワーカー」について報道していました。テレビで見ていてメモもとれなかったのでうろ...
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本日発令の緊急事態宣言について

いよいよ本日、政府が新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための緊急事態宣言を発令することになりました。医療崩壊を防ぎ国民の生命を守るためにはやむを得ない措置であり、緊急事態宣言発令という政府判断を支持します。立憲民主党はもっと早く緊急事...
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コロナ危機:目の前の危機、構造的な危機

新型コロナウイルス感染者は、国内で確認されただけでも三千人近く、世界では百万人を超えました。福岡県内でも感染者が増え、外出自粛要請もより厳しくなってきました。子どもの重症化の例も報道されるようになり、小さい子が2人いるわが家にとって...
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トランプ減税と経済危機対策

ノーベル経済学者のスティグリッツ教授の新著「プログレッシブ・キャピタリズム」で、トランプ大統領とレーガン大統領の大減税について書いているのが、おもしろいです。レーガン大統領は、サプライサイド経済学(=新自由主義的な経済政策の基礎)に...
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人口減少時代の都市

私は、本はなるべく買わずに、図書館で借りるようにしています。本を買うと、お金もかかるし、置き場所に困ります。そこで国立国会図書館の「分館」を最大限活用しています。国会図書館(本館)の本は献本制度で調達され、貴重な本なので持ち出し不可...