暮らしと経済

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時代は「カーボン・ネガティブ」へ

昨日(3月2日)、党の気候危機対策調査会で東京大学の高村ゆかり教授に「気候危機をめぐる国際動向」をテーマにご講演していただきました。いちばん驚いたのは、最先端の企業は「カーボン・ニュートラル」とか「ゼロ・カーボン」を通り越して「カー...
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新型コロナ被害に関する経済政策

立憲民主党の逢坂政調会長は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大による経済的悪影響を緩和する経済政策が必要だと発言しました。すでに新型コロナ被害への対応を始めている国もあります。シンガポール政府は、2月18日に発表した2020年度...
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気候危機対策調査会を設置

このたび立憲民主党は「気候危機対策調査会」を設置することになりました。私の提案です。このところ国際社会では「気候変動」ではなく、「気候危機(climate crisis)」という言葉を使うようになってきましたが、わが党でも「気候危機...
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ボルカーFRB議長「ボルカー回顧録」

昨年12月にFRB(連邦準備理事会)議長を2期(8年)務めたポール・ボルカー氏がお亡くなりになりました。その直前の10月にボルカー議長の回顧録「ボルカー回顧録」が出版されたので読んでみました。あんまり期待してなかったのですが、とても...
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いまこそ先進国の常識「住宅手当」の導入を

いま朝の駅頭活動で配っている国政レポート35号の原稿です。駅で受け取っていない方はご一読いただければ幸いです。――――――――――――――――――――――――いまこそ先進国の常識「住宅手当」の導入を多くの先進国にはあって日本にはない...
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糸島市の小水力発電所:瑞梅寺ダム

私の選挙区内の糸島市には瑞梅寺ダムという県営の多目的ダムがあります。もともとは洪水調整や水道用水の供給を目的として福岡県によって建設されました。そこに平成25年度から福岡県、福岡市、糸島市が連携して小水力発電所を建設し、再生可能エネ...
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英国のおもしろい公約:砂糖税

いま英国では総選挙(下院議員選挙)が行われていますが、労働党のマニフェストを読んでいるとおもしろい項目がありました。子どもの歯の健康に関し、「砂糖税(sugar tax)の拡大」という項目があります。英国では砂糖が入ったソフトドリン...
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CO2排出ゼロ社会は可能か?

スウェーデンの15歳の女の子が「CO2排出をゼロに」と言っても「そんなのムリだろう。」と思われる方も多いかもしれません。しかし、同じことを根拠を示しながら東京大学第28代総長が言うと「なるほど!」と思われるかもしれません。先日、党の...
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行動経済学は意外と役に立つ:ダニエル・カーネマン「ファスト&スロー」

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン教授(認知心理学)の「ファスト&スロー」を読み終え、「行動経済学は世の中でもっとも役に立つ学問のひとつである」と確信しました。とてもおもしろい本です。ダニエル・カーネマン氏は認知心理学者...
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地球温暖化による災害激甚化:河田惠昭著「日本水没」

今回の台風19号の被害はけた外れのひどさでした。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。堤防がこんなに多くの場所で同時に決壊するニュースを見たのは初めてです。都市部でも農村部でも大きな被害が出ていて他人事ではありません。地球温暖...