平和と外交

米ロ首脳会談に見るバイデン政権の対中国の本気度

バイデン大統領とプーチン大統領が6月16日にスイスで初めての首脳会談を行いました。建設的な雰囲気で会談は進み、サイバーセキュリティーや核軍縮条約の「新START」などについて議論したとの報道です。米ロ双方に歩み寄りの姿勢が見られます...
子どもと教育

子どもの権利条約と私の二十代の思い出

昨日(6月15日)子ども関係のNPOが主催する「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」という国会内の集会に参加しました。超党派議員が呼びかけ人になった会議ですが、小学校6年生から高校3年生までの子どもたちの代表も参加しました。子ど...
暮らしと経済

政治が気にかけるべきは株価より幸福度とジニ係数

安倍前総理は政権運営にあたって株価や経済成長率をとても気にしていました。アベノミクスには「経済成長至上主義」という批判もありました(その割には経済成長率は高くありませんでしたが)。 しかし、一国の宰相、内閣総理大臣が気にすべきは、株...
平和と外交

専門知と政治/尾身会長と菅総理

専門知と政治の関係は、政治学の重要なテーマです。コロナ禍の今もっとも重要なテーマかもしれません。新型コロナウイルスは「忖度」してくれないし、精神力や強権では克服できません。医学や統計学の知見(エビデンス)に基づく対策が不可欠です。そ...
政治の動きと分析

「新自由主義の終わり」というテーマで取材

なんと「新自由主義の終わり」という地味でおもしろみに欠けるテーマで取材を受けました。2020年12月8日付ブログ「新自由主義の終わりとその先:レジリエンス重視の政府」を読んだ「オルタナ」という雑誌の記者さんから取材依頼がありました。...
平和と外交

「自民党は外交に強くて、野党は外交に弱い」は本当か?

ある方から「野党も外交に強くなって下さいね」という激励のメッセージをいただきました。残念ながら、このメッセージは「野党は外交に弱い」という前提です。野党外交の実績といっても具体例はあまり思い浮かばず、そう言われても仕方ないかもしれま...
社会と市民活動、NPO

総務大臣にDV被害者支援の申し入れ

本日(6月3日)立憲民主党のジェンダー平等推進本部長代行の徳永エリ参議院議員、同事務局長の打越さく良参議院議員、総務部会事務局長の岸まき子参議院議員といっしょに総務省に申し入れに行きました。実際には武田総務大臣ではなく、宮路総務大臣...
暮らしと経済

海洋パーマカルチャー:コンブや海藻と地球温暖化

またしても「ドローダウン:地球温暖化を逆転させる100の方法」の情報に基づいて、海洋環境保全や海洋での脱炭素化(炭素隔離)について書かせていただきます。私も初めて知りましたが「海の植林」という発想が、地球温暖化を逆転させる一助になる...
政治の動きと分析

「枝野ビジョン」と英国型マニフェスト

いつも見知らぬ人が書いた本の紹介をしている私が、自分の所属政党の党首の本の紹介をしないわけにはいきません。枝野幸男代表が文春新書から「枝野ビジョン」を出版しました。サブタイトルは「支え合う日本」です。「なぜ文春新書なのか」は知りませ...
暮らしと経済

住宅の断熱化で“グリーンリカバリー”

最近の国政レポートの内容を転記させていただきます。ご一読いただければさいわいです。 住宅の断熱化で“グリーンリカバリー” コロナ禍で世界は一変しました。コロナ以前の社会には戻らないでしょう。コロナ後により良い社会を築くための経済回復...