BLOG

平和と外交

「クールジャパン」はクールじゃない:外務委員会質疑より(1)

本日(5月20日)衆議院外務委員会で30分の質疑を行いました。その一部の内容をご紹介させていただきます。 おそらく経済産業省主導だと思いますが、内閣府は「クールジャパン戦略」という戦略を推進しています。「戦略」の名に値しないものです...
平和と外交

公開オンラインサロン「新型コロナと途上国」【告知】

このたび「新型コロナと途上国 現状と課題、そして日本の役割」と題して、以下の要領でオンラインでの公開トークが開催されます。 ユニセフ、世界銀行、NGO、メディア等のリソースパーソンが、発展途上国の新型コロナウイルスの感染状況やその対...
子どもと教育

今年4月から小学校の英語の教科化

新型コロナウイルス危機であまり話題になっていませんが、実は今年4月1日から新学習指導要領の導入にともない、教育現場でいろいろな新しい制度が始まるはずでした。 小学校3,4年生で「外国語活動」が、5,6年生で教科としての「外国語」が導...
子どもと教育

デジタルで読む脳、紙の本で読む脳

認知神経科学、発達心理学の専門家のメアリアン・ウルフ教授(UCLA)によると、「デジタルで読む」ときと、「紙の本で読む」ときでは、脳のちがう部分が働いているそうです。メアリアン・ウルフ氏は失読症(ディスレクシア)の専門家であり、失読...
書評

コロナ危機を考えるための5冊

ちょっと前にある企画で「コロナの緊急事態宣言で外出自粛中の政治関係者にお薦めの本を紹介してほしい」という依頼があり、以下の文章を書きました。残念ながらその企画がボツになり、原稿が無駄になってしまったので、この場をお借りしてご紹介させ...
平和と外交

外務委員会の質問要旨:コロナ危機とODA他

本日(5月13日)衆議院外務委員会で30分間の質疑を行いました。発言要旨をご紹介させていただきます。 【コロナ危機に関わるODAについて】 一次補正予算で840億円の新型コロナウイルス対策のODA予算が組まれた点は評価。二次補正でも...
子どもと教育

9月入学はグローバル化に役立つか?

コロナ危機による学校休業をきっかけに降ってわいたように「9月入学」論が沸き上がりました。東京都知事、宮城県知事、大阪府知事も9月入学に賛同し、安倍総理や萩生田文部科学大臣も検討を表明しました。 もともと安倍総理や自民党文教族議員の萩...
子どもと教育

困窮学生支援は「財政負担」ではなく「公共投資」

コロナ危機でアルバイトがなくなったり、親の所得が激減したりで、多くの学生が授業料や生活費の負担で困っています。その状況を何とかするために立憲民主党を含む共同会派で、大学生・専門学校生等を支援するための議員提出法案を用意しています。 ...
平和と外交

明日の衆院外務委員会【訂正含む】

ステイ・ホームのゴールデンウィークが終わりました。国会は平常に近いモードで今日も動いています。党の政調の会議も基本的にはZOOMモードなのですが、役員は現場に行くことになっており、私は会議室に出頭します。 明日は衆議院外務委員会が予...
政治の動きと分析

コロナ危機のどさくさ紛れ“ショック・ドクトリン”

カナダ人ジャーナリストのナオミ・クラインの著書に「ショック・ドクトリン:惨事便乗型資本主義の正体を暴く」という本があります。世界的にも売れた本です(たぶん)。 新自由主義をリードしてきたマネタリズムの主唱者のミルトン・フリードマンは...