平和と外交

外務委員会の質問:ロヒンギャ難民支援

今日は衆議院外務委員会で久しぶりに質疑を行いました。いくつか質問したなかでメインは、ロヒンギャ問題でした。ロヒンギャ問題については過去にもブログに書いてきましたが、茂木敏充外務大臣にロヒンギャ難民への支援について質問しました。 *ご...
暮らしと経済

行動経済学は意外と役に立つ:ダニエル・カーネマン「ファスト&スロー」

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン教授(認知心理学)の「ファスト&スロー」を読み終え、「行動経済学は世の中でもっとも役に立つ学問のひとつである」と確信しました。とてもおもしろい本です。 ダニエル・カーネマン氏は認知心理学...
暮らしと経済

地球温暖化による災害激甚化:河田惠昭著「日本水没」

今回の台風19号の被害はけた外れのひどさでした。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。堤防がこんなに多くの場所で同時に決壊するニュースを見たのは初めてです。都市部でも農村部でも大きな被害が出ていて他人事ではありません。 地球温...
衆議院議員時代の活動ほか

共同会派(統一会派)で変わったこと

衆議院では立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、社民党の4つの会派で共同会派(統一会派)を結成して臨時国会の論戦がスタートしました。さっそく衆議院の予算委員会で共同会派での協働作業が始まっています。 雰囲気が変わった点...
平和と外交

あこがれの人とUNICEF勉強会で再会

先日、国会内で開かれたUNICEF議員連盟とUNICEF東京事務所の共催の「ロヒンギャ危機:ミャンマーとバングラデシュの最前線から」という勉強会に参加しました。ロヒンギャ問題には前から関心があったので参加したのですが、思いがけず「あ...
政治の動きと分析

ポピュリズムとカリスマ指導者

ここ数年間いちばん気になっているテーマは「ポピュリズム政治」です。トランプ大統領誕生以来、ポピュリズム政治の弊害や危険性などについて考え続けています。イタリアの五つ星運動、ウクライナのお笑い芸人出身の大統領など、世界ではポピュリズム...
衆議院議員時代の活動ほか

臨時国会が始まりました。

本日(10月4日)臨時国会が始まりました。初日は安倍総理の所信表明演説がありましたが、ピント外れでぱっとしない内容でした。論評に値しないくらい空疎な演説でした。特に最後の部分は、100年前のパリ講和会議の日本の「人種平等」提案の話を...
政治の動きと分析

政権交代への準備

共同通信の報道によれば、本日(9月30日)の党大会では、「政権交代のための準備」がメインテーマになるそうです。次の国政選挙は衆議院議員選挙であり、政権選択の選挙です。衆議院の解散はいつあってもおかしくないことを考えれば、「政権交代の...
政治の動きと分析

専門知の死:無知礼賛と民主主義【書評】

専門知と民主主義の関係は、政治学の重要なテーマです。世界で広がるポピュリズムや反知性主義の動きを見ると、きわめて現代的なテーマです。トム・ニコルズ著「専門知は、もういらないのか:無知礼賛と民主主義」という本を読んで考えさせられました...
子どもと教育

「ルポ 教育困難校」を読んで【書評】

元公立高校教員の朝比奈なを著「ルポ 教育困難校」(朝日新書)は、自分の無知さや認識不足を教えてくれる良書でした。教育政策を大学院で専攻し、教育のことを多少わかった気でおりましたが、思ってた以上にわかっていなかったと実感しました。 わ...