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平和と外交

歴史認識の誤りが次の戦争を生む

外国の識者の客観的視点から見ると、日本人の歴史認識に関しては政治的スタンスの右の人も左の人も反省すべき点があるようです。 マクレガー・ノックス元ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授(国際関係史)は「戦略の形成」のなかで次のよう...
子どもと教育

「学校司書をAIで代替」という誤ったデジタル発想

学校図書館で子どもの読書や学習を支える学校司書の配置増を求める国会決議案が、臨時国会ではあと一歩のところまで行きましたが、最終的に成立しませんでした。自民党から共産党まで党派を超えて賛同を得られた決議案でしたが、唯一「日本維新の会」...
暮らしと経済

糸島市の小水力発電所:瑞梅寺ダム

私の選挙区内の糸島市には瑞梅寺ダムという県営の多目的ダムがあります。もともとは洪水調整や水道用水の供給を目的として福岡県によって建設されました。そこに平成25年度から福岡県、福岡市、糸島市が連携して小水力発電所を建設し、再生可能エネ...
子どもと教育

大学入試共通テストの記述式問題の問題点

大学入試共通テストの国語と数学の記述式問題の導入は、臨時国会でも議論になりました。多くの教育関係者や高校生、野党からの批判に加え、公明党からも批判があり、文部科学省は記述問題の導入を見送る方針にしたようです。 私は、記述式問題の価値...
平和と外交

フィンランドはすごい:外交も安全保障も

フィンランドといえば、学力世界一の教育、ノキアに代表されるハイテク、ムーミン、おしゃれな食器や家具といった印象が一般的ではないでしょうか。そしてつい最近は34歳の若い女性首相が誕生してニュースになりました。 フィンランドの女性首相は...
平和と外交

アフガニスタン人からのメール

アフガニスタンで中村哲医師が銃撃され亡くなられたニュースは、日本だけでなくアフガニスタンでも衝撃をもって受け取られ、多くのアフガニスタン人が中村医師の死を悲しんでいます。故郷の福岡の生んだ偉大な人物の死は、福岡では特に大きなニュース...
政治の動きと分析

イギリス労働党マニフェスト2019を読んで

いまイギリスでは総選挙が行われているので、労働党の2019年マニフェストを読んでみました。現地ではマニフェストが本になったものが、たぶん700~1000円くらいで本屋で売っていると思います。2017年の労働マニフェストはネットで購入...
政治の動きと分析

マインド・コントロール予防にお薦めの本

ポピュリズム政治の極端な例は、ヒトラーのナチスドイツだと思います。大衆的な熱狂というのは、ある意味で大衆的なマインド・コントロールです。ポピュリズム政治を理解するには、マインド・コントロールを理解することが大切だと思います。そこでマ...
平和と外交

中曽根康弘元首相の言葉

中曽根康弘元首相がお亡くなりになりました。ひとつの時代を築いた政治家だったと思います。心からご冥福をお祈り申し上げます。もちろん中曽根元首相のすべての政策や政治的言動を支持するわけではありませんが、立派な発言を多く残されています。中...
平和と外交

日本政府のSDGs方針への違和感

今日(11月28日)は共同会派(立憲民主党、国民民主党、社民党)のSDGsについての合同会議が開催されました。私は立憲民主党の外交部会長(兼)SDGsプロジェクトチームの副座長として会議の開催の準備をし、今朝の開会に至りました。 政...