政治の動きと分析

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産経新聞のすばらしい社説:ロヒンギャ難民を放置するな

私は職業柄いろんな新聞を読みます。国会開会中は東京にいて、思想傾向的に左から順に東京新聞、毎日新聞、朝日新聞、日経新聞、読売新聞、産経新聞の6紙は国会で目を通し、週末に福岡に戻って地元事務所でまとめて1週間分の西日本新聞を読むのがル...
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コロナ後のBBB(build back better)は慎重に

新型コロナウイルスで世界が変わりつつありますが、米国や英国では「BBB(build back better)という言葉が流行しているようです。私はちょっと怖いと思っています。少し前に「コロナ危機のどさくさ紛れ “ショック・ドクトリン...
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ポストコロナは“ポスト新自由主義”

すでに多くの識者が「ポストコロナ」や「アフターコロナ」「ウィズコロナ」の社会について語り始めています。識者じゃないけど、私も語ります。まず用語です。私は「ポストコロナ」がよいと思います。「アフター」だと無色透明な印象を受けます。「ポ...
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コロナ危機のどさくさ紛れ“ショック・ドクトリン”

カナダ人ジャーナリストのナオミ・クラインの著書に「ショック・ドクトリン:惨事便乗型資本主義の正体を暴く」という本があります。世界的にも売れた本です(たぶん)。新自由主義をリードしてきたマネタリズムの主唱者のミルトン・フリードマンは、...
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「野党は批判ばかり」批判への批判

しばしば一部メディアから野党に投げかけられる批判に「野党は批判ばかり」という批判があります。新型コロナウイルス危機のような状況下で政府を批判すると、「野党は批判ばかり」批判を浴びます。以前にも「『野党は批判ばかり』という批判」という...
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コロナ危機 ⇒官邸の管理危機 ⇒複合経済危機

昨日(4月17日)は国会と霞が関周辺で大きな動きがありました。ひとつは、減収世帯に30万円を支給する案を取り下げて、一律10万円を支給する方針への転換です。もうひとつは緊急事態宣言の全国への拡大です。どちらも大きな方針転換です。大き...
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お薦めの本「日本のオルタナティブ」

コロナ危機で自宅待機が要請され、思いがけず読書に最適のシーズンになりました。著者のお一人からいただいた本の「日本のオルタナティブ」がおもしろかったので、お薦めしたいと思います。この本では、安倍政治・自民党政治に代わるオルタナティブを...
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安倍内閣の支持率低下:潮目が変わったか?

安倍政権の内閣支持率が低下しつつあります。潮目が変わった気がします。安保法制や森友・加計疑惑でも一時的に内閣支持率は低下しましたが、今回はそれとはちがって本格的に潮目が変わった気がします。産経新聞や安倍総理のお友だちの右派論客も、安...
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「自己責任の時代」と「民主主義を救え」by ヤシャ・モンク

政治学者のヤシャ・モンク氏(ジョンズ・ホプキンス大学)の本を最近2冊読みました。ユダヤ系ドイツ人のヤシャ・モンク氏は、世界的に評価されつつある新進気鋭の政治学者です。ポピュリズム政治とリベラルデモクラシーの危機が広がるなか、暗い気持...
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立憲・自治体議員ネットワークで講演

立憲民主党の「自治体議員ネットワーク」の会合で、都道府県連の代表者の前で講演しました。逢坂誠二政調会長の都合がつかなかったので、政調会長代理の私が代理で講演することになったものです。まさに「政調会長代理」にふさわしい仕事でした。都道...